世界を旅しながら各地の写真を取り続けているロンドンの写真家、Rich McCorさん。ただ風景を撮るのではなく、ある工夫で遊び心のある写真作品を生み出しています。

彼が取り出すのは1枚の黒い紙。カメラのレンズと風景の間に、その紙を置いて撮影します。

すると、ランドマークの姿が一変。単に背景にマッチする切り絵を用意するのでなく、その背景を活かしてまったく新しい風景を作り出しているのです。

ロンドンのタワーブリッジが、ジェットコースターに。McCorさんお気に入りの一枚だそう。

韓国の橋が体操選手のあん馬に。

ブルックリン橋を食べるため!?フォークとナイフが。

コロッセオがタコに占領されたかのような作品は、2万件もの「いいね!」を獲得しました。

エッフェル塔に美しい蝶の羽根が!

彫刻作品もユニークな姿に

観光地だけでなく、有名な彫刻作品や街のオブジェもMcCor さんの手にかかるとこんなふうに変わりました。

カエサルも自撮り。

自由の女神が掴んでいる手はモハメド・アリ。彼が亡くなった時に追悼する意味を込めて作られた作品です。

Bliss Danceの彫刻、現在はラスベガスにあるそうです。

もうひとつ自由の女神。意外と力持ちでした。

リオデジャネイロ・コルコバードのキリスト像が“タイタニック”っぽくなっています。

ペーパーアートと写真をマッチさせた作品を作り、インスタグラムに投稿するようになったのは2015年頃から。このプロジェクトを“Paperboyo”と名付け、アカウント名にしています。

単に背景にマッチする切り絵を用意するのでなく、その背景を活かしてまったく新しい風景を作り出しているのです。

McCorさんはインスタグラムにもこれらの作品を投稿しており、2017年10月には写真集が出版されました。

他にも多数の作品を投稿しているので、知っている場所がMcCorさんの手でどんな風景になっているのかのぞいてみては。