17日、環球時報は「どうして自らの問題を見出そうとしないのか?韓国の機関が大気汚染を中国の暖房のせいにした」とする記事を掲載した。写真はソウル。

写真拡大

2017年10月17日、環球時報は「どうして自らの問題を見出そうとしないのか?韓国の機関が大気汚染を中国の暖房のせいにした」とする記事を掲載した。

記事は、韓国紙・韓国日報の16日付報道を引用したうえで、「韓国の与党議員が韓国国立環境科学院の報告書を引用し、韓国のスモッグ汚染が最も激しいのは中国でスチーム暖房が使用される冬の季節で、中国などの外国から流入するスモッグの要因の割合は70%を占め、その割合は年々増加していると発言した。韓国日報は『中国などの国』と表現しており、中国以外の具体的な国名を挙げていない」と伝えた。

一方で、今年7月に同科学院と米航空宇宙局(NASA)が共同で実施した調査では、韓国のスモッグに与える外国からの影響は全体の48%であり、そのうち中国は34%だったと指摘。「二つの調査結果にこれほどの差が出ている理由について同科学院は、7月の結果では研究期間が5月と6月であり、中国の影響が過小評価されたからとしている。韓国日報は外交手段を通じて中国から流入するスモッグの問題を解決しようとする韓国政府の力不足だと評している」とした。

記事は「同科学院は具体的な研究方法やデータを発表していない。これまで、韓国ではさまざまな分野の専門家が中国のスモッグ発生源説に対して疑問を呈してきた。韓国政府も以前、人体が吸入できてしまう顆粒物の85%は自動車の排気ガスが原因だと言っていた。中国政府が大気汚染対策への強い決心のもとで各種措置を講じているのに対し、韓国政府は自国の顆粒物排出問題を疎かにしていると専門家や市民から批判を受けているのだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)