日本は久保が先発起用された。(C) Getty Images

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 U-17ワールドカップの決勝ラウンド1回戦、イングランド対日本が10月17日に行なわれ、0-0からのPK戦を5-3で制したイングランドが勝利した。

 日本は、グループリーグの初戦、ホンジュラス戦と同じメンバーでスタート。前線には宮代大聖、中村敬斗、久保建英が並んだ。

 日本は立ち上がりの3分、カウンターから久保が持ち上がると左サイドの上月壮一郎へ展開。上月はカットインから強烈なシュートを放ったが相手GKの好守に阻まれた。

 しかし10分過ぎから日本はイングランドのプレッシャーに押され、自陣でのパス回しを強いられるようになる。すると、ミスからピンチを招く場面が頻発。やや劣勢の展開となる。

 それでも18分、日本は敵陣でボールを受けた久保が相手DFふたりをかわし、ミドルシュートを放つ。シュートは大きく枠を外れたが、簡単には流れを渡さない。

 26分、イングランドは縦に抜け出したリアン・ブリュースターが右足で強烈なシュートを放つが、ポストを直撃。日本はピンチを免れた。さらに28分には、エースのアンヘル・ゴメスとフィリップ・フォーデンの連係から、フォーデンに左足のシュートを許すが、ここはDF小林友希が身を挺してブロック。ゴールを許さない。

 38分、日本にビッグチャンスが訪れる。右サイドを平川怜が突破し、こぼれ球を拾った中村が右足のシュート。さらにこぼれたボールを上月が至近距離からシュートを撃つが、これは枠を捉え切れなかった。

 41分、日本は右サイドから攻め込まれ、クロスからフォーデンに決定的なボレーシュートを許すが、わずかに枠を外れ難を逃れる。

 日本は終盤、久保を軸にチャンスを作るが、フィニッシュの精度を欠きゴールには至らない。結局、前半は0-0で折り返した。

 後半は、両チームともにメンバー交代なくスタートした。立ち上がり、日本は相手の背後を突く攻めを見せる。

 54分、日本はここまで4得点の中村に代えて椿直起を投入する。

 68分、日本は右サイドからの連係で久保がバイタルエリアを突破。ペナルティエリア手前から左足を振り抜くが、ここは相手GKの好守に阻まれた。さらに日本は76分、左サイドからチャンスメイクし、中央でパスを受けた宮代が強烈な右足のシュート。しかし、ここも相手GKが好セーブでゴールを割らせない。

 84分、イングランドはハドソン・オドイの突破からナイア・キルビーが決定的なシュート。しかし、これは守備陣が身を挺してブロックし、日本も得点を許さない。

 87分、日本は久保の絶妙なボールキープから椿へつなぎ、折り返しを宮代が右足のシュートを放つが、DFに当たり惜しくも枠を外れてしまう。さらに、直後のCKでも久保のキックがイングランドゴール前を通過するが、押し込み切れなかった。

 結局、試合はこのままゴールは生まれず、0-0のまま90分を終了。勝負はPK戦に持ち込まれた。PK戦では日本は3人目の喜田陽が失敗。対するイングランドは5人全員が決め、5-3でイングランドに軍配が上がった。

 日本はベスト16で大会から姿を消した。