膝の怪我に苦しんだムラデノビッチがシーズン後半を「偉大なレッスン」と演出

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クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が、怪我の影響などで苦しんだシーズン後半の逆境について、注目選手を紹介するシリーズ動画『WTAインサイダー』で「偉大なレッスン」とたとえた。

ムラデノビッチは「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィ」で優勝を飾るなど結果を残した一方で、夏の間の急激な落ち込みについて、ロシアで開催されるトーナメントなどを前に、ポジティブさを演出した。

「『全英オープン』と『全米オープン』までは素晴らしかったです。ただ、あまりに多くのトーナメントをスケジュールに入れたのは、間違っていました」と、ムラデノビッチは話している。

世界ランキング13位のムラデノビッチは、2017年前半には「飛躍」して、2月の「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィ」でタイトルを獲得すると、「ムトゥア マドリッド・オープン」など3大会で決勝戦に進出し、「全仏オープン」では準々決勝まで進出する結果を残した。

しかし、ムラデノビッチはウインブルドン以来、怪我との戦いを余儀なくされ、現在9連敗中と苦しい状況にある。2017年のシーズン後半を「レッスン」と演出してはみたが、まだまだ油断できない環境にはちがいない。

「以前には戻れません。しかし、そこから学んでこられました。そしてそれは、確かに大きなレッスンでした。来年は、新しい取り組みをします」と、ムラデノビッチは話した。

フランス2位の選手でもあるムラデノビッチは、膝の治療も最近の2週間で快方に向かったことをソーシャルメディアで明かしており、いい形で今シーズンを終えられると見られている。「ウインブルドンの後、膝に少し問題を抱えていました。2回戦で倒れたとき、膝の靭帯を断裂させてしまいましたが、戻って来ましたし、問題は解決されています」(ムラデノビッチ)

また、シンガポールで行われるWTAファイナルに向けては、10位につけるムラデノビッチはまだ、出場のチャンスも残されている。今週に、ココ・バンダウェイ(アメリカ)を追い抜き、「WTAエリート・トロフィー珠海」にも参戦するなら、まだ分からない状況だ。

ムラデノビッチはモスクワでの大会ではトップシードでエントリしており、初戦で、ティメア・バボシュ(ハンガリー)とアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)の予選の勝者と対戦する予定。まずは「クレムリン・カップ」でどんな結果を出すか、見守りたい。

(テニスデイリー編集部)

※「チャイナ・オープン」でフォアハンドを放つクリスティーナ・ムラデノビッチ
(Photo by Emmanuel Wong/Getty Images)