16日、英国で運転が始まった日立製作所の新型高速鉄道の車両に相次ぐトラブルが発生したことを受け、中国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2017年10月16日、英国で運転が始まった日立製作所の新型高速鉄道の車両に相次ぐトラブルが発生したことを受け、中国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

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同車両は16日から営業運転を開始したが、報道によると出発が25分遅れたほか、空調から広範囲にわたって水が漏れ、座席が水浸しになった。その後、列車は空調を止めて走行したものの、乗客からは暑くてたまらないとの不満が上がったという。そして、終点のロンドン・パディントン駅には予定よりも41分も遅れて到着したとのことだ。

これについて、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウント・微天下は「日本の高速鉄道が英国で初登場、遅刻、漏水、暑さ爆発」との見出しで伝え、英国が2017年以降、ロンドンの主要都市間の旧型の車両をすべて日立製の新型車両と交換する計画だったことを紹介した。

中国のネットユーザーからは、「これは恥ずかしい」「日本人の(匠の)精神はどこへ?」「神戸製鋼、高速鉄道…次は何だ?」「英国はなぜ中国の高速鉄道を買わなかったんだろうね」といった声や、「日本好きの人間は『日本人はきれい好きだから車内清掃のためにシャワーを設置したんだ』とでも言いそうだな」といった皮肉が寄せられている。

また、中国では以前から「日本は高品質のものを自国で消費し、出来の悪い物を海外に輸出している」といううわさが信じられており、「日本は自分たちが使うものは輸出品より良い物ばかりだが中国は逆だ。外に出すものは中国のイメージにかかわるからな」といった声も。このほか、日本企業で不正が相次ぐたびにトップが頭を下げて謝罪することから、「日本人はお辞儀さえすればそれでおしまい」と揶揄(やゆ)するコメントも見られた。

神戸製鋼所のデータ改ざんで、中国では大々的に「メード・イン・ジャパン神話の崩壊」が叫ばれているが、今回の件もそれに拍車をかけそうだ。(翻訳・編集/北田)