紅葉観賞は「田貫湖」で。晴れた日は湖に見事な逆さ富士の姿が!紅葉は11月上旬から始まる/©amana

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紅葉絶景はさまざまあれど、やはり富士山を望む紅葉景色を見てみたい!そんな時は、静岡県富士宮市にある田貫湖(たぬきこ)へ出かけてみよう。目の前に大きく広がる富士山と、錦色に染まった周辺の木々が見事に調和し、絵画のような風景を楽しめる。また湖畔では、釣りやボート遊び、サイクリングなどもできるのがうれしい。富士宮市内には、日帰り温泉や富士宮名物の焼きそばランチ、牧場遊びなどお楽しみも盛りだくさん!

「富士山恵みの湯」の窓から広がる田貫湖と富士山の絶景。入浴料は大人650円

■ 富士山×湖×紅葉が生み出す絶景コラボは必見!

まずは、一番の目的である「田貫湖」での紅葉観賞を楽しもう。こちらは富士山麓の湖で、湖の南北にはキャンプエリアがある。紅葉は11月の上旬からで、富士山も観賞できるため晩秋には多くの人々で賑わう。湖畔にある2つのキャンプサイトには駐車場があり、車を停めればゆっくり絶景を眺められる。周囲約3.3kmで遊歩道も完備されているので、のんびり散策をしてみよう。

紅葉観賞のあとは、昼間から贅沢にひとっ風呂浴びるのはいかが?田貫湖湖畔にある宿泊施設「休暇村富士」には、富士田貫湖温泉「富士山恵みの湯」があり、日帰り入浴が可能。窓から富士山を眺めながら入れる温泉で、ゆったり寛ぎながら旅の疲れを洗い流そう。アルカリ性単純泉の天然温泉は肌に滑らか。

■ 富士宮やきそばの美味ランチ&牧場遊びでお腹も心も満足♪

富士宮といえば、やっぱり焼きそば!ランチは20年続く富士宮やきそばの名店「天神橋」がおすすめだ。店内には大きな鉄板があり、店主が目の前で焼きそばやお好み焼きを焼いてくれる。また、じっくり時間をかけてトロトロになるまで煮込む豚足は、遠方から来るファンもいるほど人気が高い。

お腹いっぱいになったら、旅の締めくくりに富士山を眺められる「まかいの牧場」へ。ここでは、牛の乳搾りやヤギの散歩などの動物たちとのふれあい、バター・ソーセージ作り、陶芸・手形プレート作りなどの手作り体験ができる。特に人気が高いのが、チーズ作り体験。モッツァレラチーズとさけるチーズを作ることができ、でき上がりは持ち帰り可能なのでおみやげにも。つい、時間が経つのを忘れそうなほど楽しい牧場だ。

「秋Walker首都圏版2017」ではこのほかにも、多彩な絶景紅葉スポットをご紹介。紅葉が一番美しくなるこれからの時季、次の休日は一生の思い出に残る絶景を求めて旅に出よう。【東京ウォーカー編集部】