後半から投入のシモビッチが50分に同点ゴールを奪い、反撃の狼煙を上げた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 J2リーグは10月14日・15日に各地で37節の11試合が行なわれた。
 
 今節勝利でJ1昇格決定の可能性がある首位・湘南と自動昇格圏内入りを狙う4位・名古屋の大一番は、名古屋が3-2で制し、貴重な勝点3を手にした。
 
 試合は開始早々の4分に、名古屋のガブリエル・シャビエルが幸先よく先制するも、徐々に湘南にペースを握られ、27分、40分と菊地俊介に2ゴールを奪われ、逆転を許してしまう。湘南の1点リードで後半に入ると、名古屋はシモビッチを投入。この采配が吉と出る。50分に和泉竜司のクロスを胸で受けたシモビッチが反転しながらボレーを放ち同点とすると、54分にも玉田圭司が値千金のゴールを決め逆転に成功した。名古屋は4連勝、湘南は13試合ぶりの敗戦でJ1昇格決定は次々節の39節以降にお預けとなった。
 
 また、10位・千葉はホームで5位・松本を相手に、ラリベイの2ゴールなど5得点で、5-1の大勝。松本の堅守を崩した千葉が2連勝を飾った。
 
J2リーグ順位表
 
各試合のスコアは以下の通り(クリックすると、各試合の採点記事に移動します)。
 
10月14日(土)
山形  横浜FC(NDスタ)

水戸  岡山(Ksスタ)

大分  福岡(大銀ド)

千葉  松本(フクアリ)

京都  熊本(西京極)

岐阜  徳島(長良川)

10月15日(日)
長崎  山口(トラスタ)

名古屋  湘南(パロ瑞穂)

町田 1-1 金沢(町田)

愛媛  讃岐(ニンスタ)

群馬 1-2 東京V(正田スタ)