新型リーフのフロントドアを開けて運転席に乗リ込むと、思いのほかオーソドックスなレイアウトのインパネが迎えてくれます。

メーターはステアリング内に収まるおなじみの配置ですし、ナビの位置や画面サイズ、コンソールの操作回りも一般的な構成なので、最先端のEV車の新しさを期待していると、ちょっと意外な印象を受けます。

ただこれは「もはやEVが特別な存在ではない」という日産からのメッセージで、ガソリン車から乗り換えても違和感なく操縦できるようにするためなのでしょう。

インパネは「グライディング ウイング」と呼ぶデザインで、左右に翼を広げたような幅広感が特徴。ステアリングは下部を水平にしたDシェイプで、スポーツ性と乗降性を両立しています。メーターは向って右にスピードメーター、左にはTFT液晶パネルを配置して、パワーメーターや電費、プロパイロットの動作状況などをマルチに表示する構成となっています。

運転席は床下に駆動用バッテリーを搭載するも、自然な着座位置を確保。全高が10mm低くなっているものの、地上高も10mm下がっているので、先代と同等の居住空間を確保。また後席も先代と同様に床下にバッテリーを配置しているため、前席よりも着座位置が少し高くなっています。

新型リーフで先代から大きく進化したのが、400kmを実現した走行距離と荷室容積です。荷室は床面両サイドの張り出しを抑えてフラット形状を実現した結果、370Lから435Lへの大幅増を実現。有効フロア幅も広がって、ゴルフバック2個の積載が可能になりました。また後席背もたれは6対4の分割可倒式なので、より一層融通を利かせることができます。

最近では、ゴルフバックを荷室容積の目安にすることは少なくなりましたネ。でも新型リーフで、JC08モード400kmの走行距離とゴルフバックの積載性を想像すると、「電気自動車にメンバーと人数分のゴルフバックを乗せて、ゴルフ場を往復できる時代が来た!」のだと、あらためて実感する次第です。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第560弾新型リーフのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20171003

新型 日産・リーフは走行距離だけでなく、積載の使い勝手も進化!(http://clicccar.com/2017/10/17/519531/)