16日、環球網によると、韓国で国宝級と評価される「訓民正音解例本・尚州本」をめぐる所有権問題が社会の注目を集めている。資料写真。

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2017年10月16日、環球網によると、韓国で国宝級と評価される「訓民正音解例本・尚州本」をめぐる所有権問題が社会の注目を集めている。大邱地方裁判所尚州支院の調停委員が国の所有権を指摘する中、同文化財を収蔵する古書取扱業者の男性(54)は国に1000億ウォン(約100億円)を要求。これに対し、国側の弁護士は「要求が適切なら考慮の余地はあるが、1000億ウォンなんてとんでもない」との考えを示している。

記事が韓国・聯合ニュースの報道として伝えたところによると、男性は「政府はおよそ50億ウォン(約5億円)を支払うことに同意したが、(この金額で)引き渡すことはできない」と表明、尚州本の所有権が国にあるとの指摘にも納得していない。一方、韓国文化財庁の関係者は「国が50億ウォンの支払いに同意」という男性の言い分を否定するコメントを出している。

記事によると、この男性は過去に元の所有者(故人)から尚州本を盗んだと起訴されたことがある。裁判で主張を認められた元所有者は生前、尚州本を国に寄贈することに同意していたという。(翻訳・編集/野谷)