フェデラーが「ビッグ・タイトル」獲得記録でリードを広げる。

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ATP公式サイトは、ロジャー・フェデラー(スイス)が自身にとって2回目の上海での勝利で52回目の「ビッグ・タイトル」を掴んだ、と報じた。

フェデラーは、日曜日の「上海ロレックス・マスターズ」にてスペインの左利き、ラファエル・ナダル(スペイン)を下して2度目のタイトルを奪取し、ライバルのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とナダルを上回る「ビッグ・タイトル」の記録を更新した。

長年のライバル、ナダルを下し、フェデラーが今シーズン5度目の「ビッグ・タイトル」を獲得した。「オーストラリア・オープン」と「ウィンブルドン」で2つのグランドスラムに勝利し、それに加え今回、APTワールド・ツアーの3度目のマスターズ1000でトロフィーを獲得した。初めの2つは、「BNPパリバ・オープン」とItau主催の「マイアミ・オープン」におけるものであった。

フェデラーは、いくつかのグランドスラム・タイトル、マスターズ1000、「Nitto ATPファイナル」でタイトルを獲得し、「ビッグ・タイトル」の総合獲得数を52に伸ばし、ジョコビッチの獲得数47に対する5つ差、ナダルの46を6つ上回ることとなった。

「ビッグ・タイトル」の最高位をめぐる戦いは、激しいものがある。ジョコビッチがタイトル獲得率での最高記録を保持し、3.4回に1度の「ビッグ・タイトル」を獲得、ナダルがそれに続く3.5回に1度という状況となっている。フェデラーは、平均でトーナメント4.1回に1度タイトルを獲得している。だが、この上海での勝利で、36歳のフェデラーはマスターズ1000で27回目のタイトルを獲得することになり、ナダルとジョコビッチの記録30回に近づいた。この2週間以内に、2017年最後のマスターズ1000トーナメントである「ロレックス・パリ・マスターズ」において、彼らの記録に更に近づくことも可能だ。

フェデラーは既に、15回目となるロンドンのO2アリーナにて11月12〜19日に開催される「Nitto ATPファイナル」への出場権を獲得しており、7回目のタイトル獲得を狙っている。これまでに6度のタイトルを獲得しているこのチャンピオンは、過去14年間のファイナルに10度の出場を果たしている。昨年はケガによって出場を逃している。

ナダルは現在のところ、「エミレーツATPランキング・ワールド・ツアー」の1位で、ロンドンでは第1シードとなっている。31歳のナダルは、「Nitto ATPファイナル」での初めてのタイトル獲得を狙っている。これまで2010年(対フェデラー)と2013年(対ジョコビッチ)に決勝まで進んでいる。「全仏オープン」、「USオープン」、「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」、「ムチュア・マドリード・オープン」にて今シーズン4つの「ビッグ・タイトル」を獲得しており、ライバルであるフェデラーのすぐ後ろに位置している。

ジョコビッチはケガによって、フェデラーの「Nitto ATPファイナル」での6度のタイトル獲得に並ぶことができない状況だ。

フェデラーは、上海での勝利に続きパリでの2度目の勝利を上げて、年末ロンドンでのファイナルへ向かえるようにと、今シーズン最後の3つの「ビッグ・タイトル」全勝することを狙っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ビッグ・タイトル」獲得記録でリードを広げるフェデラー(「上海ロレックス・マスターズ」の時のもの)
(Photo by TPG/Getty Images)