米女優のアリッサ・ミラノさん、米ロサンゼルスで(2017年1月27日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】性的暴力やセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を受けても泣き寝入りを強いられてきた慣習を打ち破って声を上げようと、米女優アリッサ・ミラノ(Alyssa Milano)さんが呼び掛けたところ、ソーシャルメディア上に著名人、一般人を問わず賛同の声が多数集まっている。

 ミラノさんの呼び掛けが世界的な共感を集めた背景には、米ハリウッド(Hollywood)の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)氏が数十年前からレイプや性的暴行をしていた疑惑が大きな問題となっていることがある。

 ミラノさんが15日、性的暴行やセクハラを受けた経験があればただ「me too(私も)」と返信してとツイッター(Twitter)で呼び掛けたところ、何万人もの人がハッシュタグ「#MeToo」をつけて返信。「#MeToo」はツイッターのトレンドワードのトップに躍り出た。

「#MeToo」(英語)の他にも、「#balancetonporc」(フランス語)「#quellavoltache」(イタリア語)など、各国の女性たちが声を上げようと呼び掛ける様々なハッシュタグをつけて自身の被害体験を告白したり、被害を名乗り出た女性たちへの支持を表明したりしている。

 音楽界からも米歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)さんやシェリル・クロウ(Sheryl Crow)さんもツイッターでミラノさんの呼び掛けを支持。クロウさんは16日、バックシンガーとして参加した初めてのライブツアーでマネジャーから不適切な行為を受けたとツイッターで告白した。「弁護士に相談したら、彼は私のためにいろいろ動いてくれるのだからぐちゃぐちゃ言うなと言われた。それで、その体験を曲にして私のファーストアルバムに入れた」

 米女優エヴァン・レイチェル・ウッド(Evan Rachel Wood)さんもレイプ被害に複数回遭ったと明かした。「私は本能的にその記憶を閉じてしまった。体は(レイプ被害を)覚えていたから、そうすることで自分を守っていた。自分自身を消してしまった。#metoo」

【翻訳編集】AFPBB News