クルーズ船での旅行や格安航空会社の就航もあり、中国人観光客を増やしている九州。これまでは、阿蘇山や別府温泉、ハウステンボスなどが代表的な観光地だったが、最近ではこれまで目立たなかった佐賀県の人気が上がっているという。佐賀県のどこが中国人をそれほど惹き付けるのだろうか。中国メディアの今日頭条は13日、佐賀県の良さを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 クルーズ船での旅行や格安航空会社の就航もあり、中国人観光客を増やしている九州。これまでは、阿蘇山や別府温泉、ハウステンボスなどが代表的な観光地だったが、最近ではこれまで目立たなかった佐賀県の人気が上がっているという。佐賀県のどこが中国人をそれほど惹き付けるのだろうか。中国メディアの今日頭条は13日、佐賀県の良さを紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国人の多くは佐賀県といえば「佐賀のがばいばあちゃん」と認識していることを伝えた。日本では映画やドラマ化もされた小説だが、中国の書店でも「窓ぎわのトットちゃん」と並んで販売され、根強い人気を集めている。この本からは佐賀の静かさ、純朴さが伝わってくるが、佐賀はそればかりではないという。

 記事によると、中国人にとって佐賀県が魅力的なのは、なんといっても「中国からの近さ」だという。上海から2時間弱で着く近さで、大都市とはうって変わって「静かで美しい本当の日本」を体験できる、とその魅力を伝えた。

 では、佐賀ならではのおすすめとは何だろうか。記事は、「佐賀牛」や「呼子のイカ」は実際に行かなければ体験できないと勧めた。イカの活き造りは、透明で美しく、コリコリとした歯ごたえで酒のつまみにちょうどいいと絶賛した。

また、観光地ではないが書店とカフェが併設された「武雄市図書館」にも注目。建物がおしゃれで、「日本で最も美しい書店の1つ」と評した。最後に、忍者好きの中国人には、忍者村で見ることのできる「忍者ショー」もおすすめだとし、日本では忍者の文化を伝承していると感心した。

 このように、中国からも気軽に訪れることができる「静かで美しい」佐賀県。実際に行かなければその魅力はなかなか分からないもので、もしかしたら1日で佐賀が好きになってしまうかもしれないと締めくくった。派手で目立つ観光地ばかりでなく、きれいな景色や地元の名産物を楽しむ等身大の旅が、中国人旅行者に癒しを与えているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)