新宿から八王子・高尾山口・橋本方面に路線が伸びる京王電鉄。2018年9月29日より16年ぶりの新型車両5000系の運行を開始しています。

これまでの車両よりもシャープな前面が印象的な5000系。前面の窓上と側面の中央上の行先表示器にはフルカラーLEDを採用し、視認性を向上させています。

また、5000系は2018年春より平日・土休日の夜間帰宅時間帯に新宿発京王八王子・橋本行きで運行予定の有料座席指定列車への導入を見据えた車両。このため、座席指定列車ではクロスシート、通常の列車ではロングシートに転換可能できるようになっています。座席は、高尾山の木々をイメージした深いブラウンと繊維の街でもある八王子の絹糸をモチーフにしたデザインになっており、幅も広くなり座りやすくなっています。

訪日外国人向けの無料公衆無線LANとパナソニック『nanoe(ナノイー)』を搭載した空気清浄機を全車に設置。クロスシート時には、すべての座席に電源コンセントを完備しています。このほか、ドア上だけでなく天井部にも車両ビジョンを1両あたり28面設置。車いす・ベビーカースペースを10両編成で全車に用意しているのも、最近の潮流に合わせた設計といえるでしょう。

細かいところでは、1両に4台防犯カメラを設置しており、ドアの挟まれによる怪我や事故を防止するための電気式側引戸システムも導入。車上蓄電池システムにより、停電時に自力で走行することが可能というのも京王初の装備になります。

一般列車用としてすでに営業運転を開始している5000系。有料座席指定列車の愛称は2018年1月に決定する予定となっています。仕事帰りをラクに帰りたいという人や、電源やWi-Fiを活用して作業をするというのもアリかも。夕方以降の帰宅ラッシュにうんざり……という人は期待して待ちましょう。

新型車両5000系(京王グループ)
https://www.keio.co.jp/zasekishitei/index.html [リンク]

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