北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は16日、署名入りの論評で日本の菅義偉官房長官と小野寺五典防衛相を嘲笑した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、菅氏と小野寺氏が「PAC3迎撃ミサイルシステムを運営する『自衛隊』の部隊を奔走しながら朝鮮の『ミサイル脅威』について言いふらした」とし、「日本がわれわれの弾道ロケットとその一部が自国に落ちる場合に備えるということは世を笑わせるたわごとである」と嘲笑した。

また、「日本は精神病者である上司の戦争ヒステリーを陰に陽にあおり立てている。初歩的な判別力もないトランプのもうろくした精神状態を引き続き混濁させて情勢を戦争の勃発へ追い込もうということである」と述べた。

さらに、「その中で軍国主義野望実現の漁夫の利を得てみるというのが、狡猾な日本反動層の下心である」と強調した。

その上で、「日本は上司の戦争挑発拍子に踊っていては真っ先に終えんを告げるかもしれないということを瞬間も忘れてはならない」と警告した。