ここまで3戦連発4ゴールの中村。海外スカウトが集結するU-17W杯で異彩を放っている。(C)Getty Images

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 いよいよ10月17日、U-17日本代表は運命のイングランド戦を迎える。インドで開催中のU-17ワールドカップのラウンド・オブ16に臨み、3大会ぶりのベスト8進出を狙う。
 
 欧米のメディアが日本の誇る至宝、久保建英への関心を高めるなか、ホストカントリーであるインドの全国紙で、英字新聞としては世界最多の発行部数を誇る『The Times of India』が、U-17日本代表のもうひとりの注目株を取り上げた。目下4得点を挙げ、大会得点ランキングで2位に付けるFW中村敬斗(三菱養和SCユース/高2)だ。
 
「タケフサ・クボは“日本のリオネル・メッシ”だが、チームには“クリスチアーノ・ロナウド”もいる。ケイト・ナカムラだ」と記し、同紙は選手本人を直撃。中村は「メッシかロナウドかと訊かれたら、僕はロナウドですかね」と答え、「スタイルとしては似ています。ドリブルと右足での豪快なショットが好きですし」と続けた。
 
 日本はグループリーグ初戦のホンジュラス戦こそ6-1の圧勝を飾ったが、第2戦のフランス戦は1-2の力負け、そしてゴールラッシュが期待された第3戦のニューカレドニア戦はサブメンバー主体で挑んだとはいえ、不甲斐ない1-1ドローに終わった。
 
 中村は「ニューカレドニア戦は結果も内容も満足のいくものではなかった。日本はもっと攻撃的に戦うべきだった」と反省の弁を述べ、「本当の勝負はこれから。僕たちは優勝するためにここに来たわけで、そのために2年半の時間を費やしてきた。イングランド戦もかならず勝利してみせます」と語っている。
 
 さらに、ゴールデン・シュー(得点王)とゴールデン・ボール(MVP)のどちらにより価値を見出しているかと問われ、「ゴールの数よりも、チームにどれだけ貢献したかが大事。ゴールデン・ボールはトーナメントのベストプレーヤーがもらえる賞ですからね」ときっぱり。最後は「いまはたくさんの日本代表選手がヨーロッパでプレーしている。自分もいつかはその夢を叶えたい」と想いを明かした。