米首都ワシントンのホワイトハウスで記者会見するドナルド・トランプ大統領(2017年10月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は16日、自身に向けられている一連のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)疑惑について、すべて「フェイク(偽)ニュース」だと一蹴した。

 トランプ氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「私に言えるのは、完全なフェイクニュースだということだけだ。フェイクのでっち上げで、卑劣なことだが、政治の世界ではこうしたことが起こる」と述べた。

 この発言は、リアリティー番組の元出演者がトランプ氏を相手取り起こした名誉毀損(きそん)の訴訟で、同氏の選挙運動チームに証拠提出命令が出されたことを受けたもの。

 トランプ氏がかつて司会を務めたテレビ番組「アプレンティス(The Apprentice)」に出演していた原告のサマー・ザーボス(Summer Zervos)さんは、トランプ氏が同意を得ることなくキスをしたり体を触ったりしようとしたという自らの主張に対し、トランプ氏が「虚偽で中傷的な反論を繰り返した」と訴えている。

 証拠提出命令は今年3月に出されていたが、令状が裁判所記録に保管されたのは先月19日で、その存在は米ニュースサイトのバズフィード(BuzzFeed)が最初に報じるまで明るみに出ていなかった。

 令状では、トランプ陣営とその関係者に対し、ザーボスさんとその関係者、さらに「トランプ氏によって不適切な接触を受けたと訴えているすべての女性」に関する文書を提出するよう命じている。
【翻訳編集】AFPBB News