ひとりの女の子の望みが叶った瞬間をとらえた映像が、人々の心を動かしている。

それがこちらだ。

制服を着た女の子が、部屋から出てきた女性と言葉を交わすと、思いっきり飛び跳ねて先生に抱き着いた。声は記録されていないが、足をバタバタさせたり、まるでおもちゃのように飛びついたりする姿がほほえましい映像だ。

正式に家族になれた!

この映像に収められているのは、11歳のタナ・バターフィールドちゃんが、里親の元に正式に引き取られると知らされた瞬間だ。

タナちゃんだけではなく、6歳の弟と2歳の妹も一緒に引き取られることとなった。

タナちゃんは過去2年間、フィッシャー家の一員として暮らしてきた。正式な養子ではなく里子としての生活だ。フィッシャー家もタナちゃんを引き取りたいと思っていたが、血のつながった親との関係もあり、手続きは難航していたのだという。

しかし10月2日、とうとう裁判所がフィッシャー家に養子縁組の許可を出したのだ。その知らせはすぐに電話でタナちゃんの通う学校に告げられた。

友人として心を痛めていた女性

この動画を投稿したのは、米ユタ州在住のジャッキー・アレクサンダーさん。タナちゃんの通う私立学校American Heritage of South Jordanで事務長を務めている女性だ。

アレクサンダーさんは事務長としてだけではなく、友人としてフィッシャー家が養子縁組に苦労している様子を近くで見ており、心を痛めていたのだという。

だからこそ、彼女自身もこのニュースに喜び、タナちゃんに何回もキスを送ってしまったそうだ。映像には写っていないところでも、キスの嵐は続いたという。

いい出来事を広めたい

10月3日にアレクサンダーさんのInstagram上でこの動画が投稿されると、10日間で1万7000回以上再生されている。

ラスベガスの銃乱射事件の直後ということもあり、「いい出来事もあるのだと世間に広めたい」と、フィッシャー家に許可を得て公開したそうだ。

アレクサンダーさんの願いの通り、ひとりの女の子に訪れた幸せな瞬間の映像は、SNSだけではなく多くのメディアに取り上げられ、人々の心を温めている。