フッキがACL大一番で浦和サポーターを警戒 「試合を通してもの凄い音を立てる」

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18日にACL準決勝第2戦で浦和と激突、上海上港のFWフッキがAFCの取材に応じる

 浦和レッズは9月27日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦で、上海上港(中国)に敵地で1-1と引き分けた。

 18日に本拠地で行われる第2戦を突破すれば、2007年にACLを制覇して以来の決勝進出となる。そんななか、かつてJリーグに所属した上海上港の元ブラジル代表FWフッキが、AFC(アジアサッカー連盟)の公式YouTubeチャンネルでインタビューに応じた。

 先日のACL準決勝第1戦では、そのフッキが躍動。前半15分、ゴールまで約25メートルの位置で左足を強振し、地を這うような弾道のシュートがゴールネットに突き刺さった。AFC公式ツイッターも「雷のような一撃」と賛辞を送っている。一方の浦和も同27分、FW興梠慎三の落としから、走り込んだMF柏木陽介がボレーで同点弾。結局、試合は1-1ドローで終了した。

 敵地での第2戦に向けてフッキは「第1戦と同じように難しいゲームになるのは分かっている。浦和はベストチームの一つだ。ベストではないとしてもね」と言及。さらに、圧倒的なフィジカルの強さを誇る“怪物”が警戒する対象に挙げたのが、浦和サポーターだった。「浦和がホームでプレーする時、彼らのサポーターはとても熱狂的だ。浦和サポーターは試合を通してもの凄い音を立てる。だから、難しい試合になるだろうね」と、ピッチレベルで感じる強烈なプレッシャーについて語っている。

 また、かつて日本でプレーしていたことについて質問が飛ぶと、「僕が日本に行ったのは、とても若い時だった。ちょうど18歳だったね」と口を開き、日本時代について次のように回想している。

忘れがたい日本…「常に心の中にある」

「日本での思い出は、サッカーだけでなく、人生そのものだよ。日本はサッカー文化が成熟するにつれて発展してきたし、中国と比べて経験値も豊富だ。日本には良い思い出があるし、日本は常に心の中にある」

 フッキは2005年に初来日し、川崎フロンターレ、(北海道)コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍した。2008年夏にポルトガルのポルトへ移籍するまで、Jリーグで約3年半プレーした経験を持っている。現在、中国でプレーするフッキだが、成長過程のなかで過ごした日本は忘れがたい地のようだ。

 18日に埼玉スタジアムでACL決勝進出を懸けた大一番が行われる。フッキは第1戦同様、日本の地でゴールに絡む活躍を見せるのか。それとも、ホームサポーターの熱狂的な声援を受けた浦和が底力を発揮するのか。見どころの多い激闘となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images