かつては閑古鳥が鳴いていたり顧客離れに悩んでいたものの見事集客に成功した飲食店の中には、簡単すぎて驚いてしまうほどの「テクニック」でピンチから脱却した事例も多々あるといいます。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、あくまで煮詰まった頭を発想転換するキッカケにと、実際に効果のあった「小手先テク」を紹介しています。

小手先

お客さまが来ない。売り上げが伸びない。多くの店主が抱えている悩みです。いまは繁盛していても、かつては同じ悩みを抱えていたお店もたくさんあります。では、どうやって売り上げを伸ばしたのでしょうか。

店主に問えば、さまざまな答えが返ってくるでしょう。中には、「そんなことで?」という、驚くほど簡単な方法があったりします。しかし、簡単でありながら、なかなか思いつかない方法です。ハッキリ言うと、「小手先のテクニック」です。私のポリシーとしては、「小手先のテクニックはいらない」と言っていますので、強くお奨めはしませんが、煮詰まった頭を発想転換するキッカケとして、参考にしてください。

あるイタリアンのお店は、集客に悩んでいました。行列のできるお店への憧れが強かったのです。そこで店主は、お店やメニューを見直すのではなく、入口横に椅子を並べてみたのです。行列のできるお店を「装った」のです。なぜか、それだけでお客さまが増えていったのです。お客さまは、「イメージ」に弱いものです。

また、あるお寿司屋さんも悩んでいました。ネタは良いものを仕入れているし、価格も手頃。なのに、お客さまが減っている。そこで、私のアドバイス。「醤油を替えてみたらどうですか?」。

寿司は、ネタや米、握り方が重要ですが、最終的に味を決めるのは醤油です。失礼ながら、ネタの違いや微妙な握り方など、大多数のお客さまにはわかりづらいものです。もっとも味を印象づけるのは、醤油なのです。醤油を替えてから、売り上げは伸びています。

売れないラーメン屋さんは数多くあります。美味しくないのなら、潰れるのも仕方のないことです。しかし、そこそこ美味しいのにお客さまが来てくれないのなら、試す価値のある「小手先テクニック」があります。

店頭に張り紙をします。「○○ラーメン 限定50杯」。嘘は信頼を失うので、絶対に「50杯」は守らなければいけません。実際にこの方法をとったお店では、開店前に行列ができるようになりました。

ここでご紹介した「小手先テクニック」は、これだけを実行すれば良いというものではありません。当然、お店や商品すべての「質」を高めた上で、実施してください。

ただ、忘れないで欲しいのは、ほんの小さなアイデアでも、お店を変えることはできるということです。諦めないで、チャレンジし続けてください。

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出典元:まぐまぐニュース!