「無垢と経験の写真」

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 片山真理、金山貴宏、鈴木のぞみ、武田慎平、吉野英理香の5人の新進作家による写真展「無垢と経験の写真」が、東京都写真美術館で開催される。会期は12月2日から翌年1月28日まで。
 「無垢と経験の写真」では、5人の作家たちが日々の生活の中から純粋な個々人の経験を紡ぎ、多様なアプローチで表現した作品を紹介する。9歳の時に先天性四肢疾患により両足を切断し、特製ハイヒールを履いた歌手・モデルとしてステージに立つ「ハイヒールプロジェクト」で話題を集める片山真理は、今年7月に出産した後に制作した作品を初公開。金山貴宏は、統合失調症の母やおばたちとの4人旅を記録した現在進行形の作品群を発表する。そのほか、生活環境の中の「穴」を利用した鈴木のぞみによるピンホール印画作品や、自然作用の痕跡を捉えたビデオアーティスト武田慎平の新作「Glaze(釉)」、日常的な風景を独自な技法で撮る吉野英理香の「NEROLI(赤々舎)」の続編シリーズを展示。武田と吉野の新作は今回が初公開となる。会期中、作家をゲストに招いたアーティスト対談や展示解説のギャラリートークが行われる。