新北市図書館金山分館提供

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(新北 16日 中央社)新北市立図書館金山分館はこのほど、地元のタクシー運転手11人と提携し、タクシー車内に図書を設置するサービスを開始した。乗客は車内で読むだけでなく、本を持ち帰ることもできる。乗車中の隙間(すきま)時間を使って読書の楽しみを味わってもらうほか、休憩中の運転手に気分転換の手段を提供する。

金山分館の蕭千恵主任によると、新北市北東部の海沿いに位置する金山は中心地から遠く、乗車時間も長い。そのため、車内に本があれば乗客も運転手も気分が良くなるだろうと蕭主任は語る。

仲間の運転手に図書館との連携を呼び掛けたのは、タクシー運転手の陳世中さん。陳さんはかつて図書館の図書運搬車両の運転手をしており、読書習慣普及を後押ししようと取り組みを始めた。

陳さんによれば、乗客は車内に本が置かれているのを目にすると驚くと同時に、肯定的な見方を示しているという。

提携タクシーは、後部座席の前方に読書袋を設置。乗車時間を考慮し、短時間で読める雑誌や旅行、生活などの図書が用意されている。設置される図書は民間から図書館に寄付されたものであるため、返却は不要だという。

(林長順/編集:名切千絵)