負傷明けの長谷部、フル出場も評価は伸びず…地元紙「まだ癒えていない?」

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 ブンデスリーガ第8節は13日から15日にかけて各地で行われ、日本代表MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは14日に敵地でハノーファーと対戦。89分の勝ち越しゴールで2−1と勝利を飾り、順位を一つ上げて7位に浮上した。

 ひざの負傷で離脱を強いられていた長谷部は復帰を果たし、第6節以来の試合出場となった。3バックの中央でフル出場し、勝利に貢献している。鎌田はベンチ入りしなかった。

 負傷明けながら90分プレーした長谷部だが、地元紙『Frankfurter Rundschau』の試合後採点は「4」に相当する「So lala(まあまあ)」といまいち伸びず(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。

 寸評では「試合にきちんと入ることができず、早い時間に警告を受けた。1対1も3度しか勝てず。試合を操縦することを期待されたが、それもできなかった」と、期待外れに終わったことを厳しく指摘された。

 ただ、同紙は「負傷したひざがまだ癒えていないのだろうか?」と、コンディションが万全ではない状況で強行出場した可能性にも言及しており、「試合が進むにつれて安定していった」と付け加えている。