THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II 2014年, ビデオ・インスタレーション、カラー、音声, 15分48秒

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 中国人アーティスト ヤン・フードン(楊 福東)の展覧会「The Coloured Sky: New Women II」が表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。会期は10月18日から翌年3月11日まで。

 同展は、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)のアーティスティック・ディレクションにより、所蔵するコレクションから主に未公開の作品を世界中のエスパス(東京、ミュンヘン、北京、ヴェネチア)で紹介する「Hors-Les-Murs(壁を越えて)」プロジェクトの一環。今回フィーチャーされたヤン・フードンは1971年に北京で生まれ、現在上海を拠点に活動している。中国における最も重要な現代フィルムアーティストと称されており、ロンドンやニュヨークなどで個展を開催。ヴェネツィア・ビエンナーレ、アジア・パシフィック・トリエンナーレなどの著名な国際芸術祭にも参加している。
 エスパス ルイ・ヴィトン東京に出展する作品「The Coloured Sky: New Women II」は、35mmモノクロフィルムを中心に制作してきたフードンの初のカラーフィルム作品。鮮やかに彩色され人工的な世界が描かれた5チャンネルのビデオインスタレーションには、意図して人工的に作られた浜辺のセットを舞台に5人の若い女性の姿がスローモーションで描かれ、また自然や遊び、食べ物、西洋美術への言及と、紀元前3世紀中国の故事「鹿を指して馬と為す」を引用した1頭の馬と1頭の雄鹿が映し出される。同展では、中国と西洋両方のさまざまの時代の映画と文化を様式的に取り込むフードンの、典型的な作風的特徴が表現されるという。