「焼きたてカスタードアップルパイ」(1個399円)/RINGO ルクア大阪店

写真拡大

行列のできる話題店をはじめ、昨年の秋以降、パイの専門店が梅田や心斎橋に続々オープン。パイとひと口に言っても生地の食感やフィリングのバリエーションが店によって個性豊かなので、好みのパイを見付けて、この秋ぜひ味わって!<※情報は関西ウォーカー(2017年10月10日発売号)より>

【写真を見る】ほおばると中から、リンゴとたっぷりのクリームが現れる/RINGO ルクア大阪店

■ 抜群に香ばしいパイにリンゴとクリームが共演

「RINGO ルクア大阪店」は、もはや行列が定番の、焼きたてカスタードアップルパイ専門店。一品入魂とあって、素材選びから製造工程まで妥協ナシ。リンゴの酸味とコクのあるクリームが映えるパイは、並んででも味わいたい!

「焼きたてカスタードアップルパイ」(1個399円)。サクサクと香ばしいパイに、青森県産の葉とらずりんご、たっぷりと入ったカスタードクリームの3つが絶妙なバランス。

幾層にも膨らんだ繊細なパイ生地が軽やか。ほおばると中から、リンゴとたっぷりのクリームが現れる。パイの層は144層。グルテン量が低い小麦粉を使い、ふっくらした高さやサクサクとした食感を実現。

4個(1512円)まとめて購入すると、リンゴを連想させるキュートなBOXに入れてもらえる。

リンゴはキューブ形にカット。旬の時期に収穫した青森県産の葉とらずりんごを使い、2cm角のキューブ形に。濃厚なクリームやパイと同様に存在感のあるゴロッとした食感が楽しめる。

カスタードクリームはあと入れ。パイを二度焼きする合間にカスタードクリームを充填する、あと入れ製法を採用。北海道産の牛乳を使ったフレッシュな風味や、なめらかな舌触りが魅力。

【実食レポート】「バターがしっかり香るリッチな味わい。リンゴのさわやかな酸味やシャキッとした食感と、まろやかなクリームのバランスに、リピートしたくなります。グローブ形のビジュアルも愛らしい!駅近だから、手みやげにもさっそく重宝しそうです」(ライター:シキタリエ)

全面ガラス張りなので、オーブンでパイを焼成したり、一つずつクリームを詰める様子が間近で見られる。

月に20万個を販売することもあるほどの人気ぶりで、どの時間帯も行列が。比較的買いやすいのは、開店直後。

■RINGO ルクア大阪店<住所:大阪市北区梅田3-1-3 ルクアB1 電話:06-6151-1284 時間:10:00〜21:00 休み:不定休 席数:なし 駐車場:約600台(施設提携駐車場を利用) 交通:JR大阪駅と直結>

■ かわいいだけじゃない!味のクオリティに感激

オーストラリア発のパイ専門店が関西初上陸。「Pie face エキマルシェ大阪ショップ」には、現地のレシピがベースのセイボリー(総菜)パイや、スイーツパイに加えて、季節限定パイも登場。パイに描かれたキュートな表情のとりこになるはず!

「かぼちゃとチキンのチーズグラタン」(右・421円)。ハロウィン仕立てのルックス。カボチャ、チキン、チーズが食欲をそそる。10月末ごろまで。「かぼちゃのプディング」(左・345円)。プルンとしたカボチャ×クリームチーズのプディングとチョコスポンジ入り。10月末ごろまで。

香辛料の効いたミンチ肉を詰めた、「クラシックミンスビーフ」(421円)。オーストラリアでも人気。

チャームポイントの表情がよく見え、かつ味わいもバッチリの焼き時間を追求。機能性の高いオーブンを使うことで、絶妙の焼き上がりに。

【実食レポート】「特にセイボリーパイに夢中。バターが香るサクッとした生地や旨味あふれるフィリングに、リピート確実!」

落ち着いたトーンの空間。スープ付きセットなどもあるので駅近でのお手軽ランチにも便利。

■Pie face エキマルシェ大阪ショップ<住所:大阪市北区梅田3-1-1 エキマルシェ大阪 Marche's Kitchenゾーン 電話:0120-112-020(ダスキンフードグループ) 時間:9:00〜22:00 休み:施設に準じる 席数:33席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:JR大阪駅と直結>

■ 温かみあるハンドメイドのパイに季節の素材が映える

「スラッピーケークス 大阪」は、アメリカ・ポートランドで生まれた人気店の関西唯一店。こちらの魅力は、生地もフィリングもすべてキッチンで手作りするパイ。セイボリーパイのランチ後にスイーツパイとダブルで堪能してみて。

「パンプキンパイ」(840円)。カボチャのフィリングは自然な甘さで、なめらかな食感!10月31日(火)まで。※平日のテイクアウト670円

「ポークポテトパイ」(970円)。長時間煮込んだ豚肉とジャガイモに、チェダーチーズを加えた。

バターだけではなく、ショートニングを使うことでサクッと軽快な仕上がりに。主張しすぎない生地だからこそ、素材をしっかりと引き立てる。

【実食レポート】「カボチャのフィリングの、まったりとした口当たりが好み。パイはとっても軽やか」

自然光が射し込み心地いい店内。週末の午後は込み合うので、午前中に訪れるのがおすすめ。

■スラッピーケークス 大阪<住所:大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ5F 電話:06-6151-1574 時間:10:00〜21:00(LO20:30) 休み:不定休 席数:54席 タバコ:禁煙 駐車場:約600台(施設提携駐車場を利用) 交通:JR大阪駅と直結>

■ 吟味した素材で作るザクザク食感に夢中

「THE PIE SHOP」は、アメリカ通の店主が現地のセンスを取り入れてオープンした、パイとコーヒーの専門店。国産小麦やよつ葉バターなど素材を吟味して、ガラス張りの厨房で手作りするパイは大ぶりで印象に残る味わい。

「ソルテッドキャラメルアップルパイ」(518円)。アメリカ製の器具でスライスしたリンゴがたっぷり。しっかりめの生地にキャラメルや塩がアクセント。

「グリンティーカスタードパイ」(464円)。香りが楽しめる抹茶を使ったタルトは、外国人客にも人気。

機械を使わず生地を手ごねして、あえてランダムに練ることでザクザクとした練りパイに。その食感が、トッピングできるアイス(200円)とも好相性。

【実食レポート】「イートインなら温or冷が選択可で、冷たいパイ生地の魅力に開眼。塩けが絶妙です」

ネオンが映える内装は、アメリカのカフェのトレンドを取り入れた。SNS映えもバッチリ。

■THE PIE SHOP<住所:大阪市中央区西心斎橋1-10-4 電話:06-4963-3627 時間:11:00〜20:00(イートインLO19:30) 休み:なし 席数:17席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:地下鉄心斎橋駅より徒歩3分>【関西ウォーカー編集部】