セウォル号沈没事故を巡り、当時の朴槿恵大統領への報告時刻が改ざんされたことなどを示す資料が青瓦台で見つかった(イメージ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で起きた旅客船セウォル号沈没事故当日に朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)が最初に事故の報告を受けた時刻が改ざんされ、国家危機管理の基本指針も不法に変更されたとの疑惑を巡り、ソウル中央地検が捜査に着手した。

 韓国青瓦台(大統領府)は13日、金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長や金寛鎮(キム・グァンジン)前国家安保室長らを虚偽公文書作成や公用文書毀棄(きき)、職権乱用などの容疑で捜査依頼していた。

 青瓦台は朴政権当時、事故に関する最初の報告時刻が実際は事故当日の午前9時半だったが約半年後に作り直された報告書で同10時に変更され、青瓦台の国家安保室長が国家危機時のコントロールタワーであるとの内容が国家危機管理の基本指針から任意で削除されたとしている。

 検察は青瓦台から提出された資料を分析し、時刻の改ざんなどがあったかどうかを調べ、改ざんがあった場合は指示した人物を特定する方針だ。金元秘書室長らの朴政権の青瓦台高官が検察の捜査を受ける可能性がある。

 また、朴前大統領も収賄罪などに問われている裁判とは別に、新たな容疑で捜査を受ける可能性もある。