川口能活が初著書出版【写真:編集部】

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リアルな言葉でサッカー人生をつづった「壁を越える」、15日に出版記念サイン会開催

 サッカー日本代表として歴代最多となる4回のワールドカップに出場し、GKではトップの国際Aマッチ出場116試合を誇る川口能活(J3 SC相模原)が、初の著書『壁を超える』(税別800円・角川新書)を上梓。15日に八重洲ブックセンター京急上大岡店で出版記念サイン会を開き、抽選で選ばれた100名のファンと交流を図った。

 本書には川口がサッカーを始めた頃から、日本代表、海外移籍、J1から初のJ2挑戦、そして現在も続くJ3での戦いなど、節目となったエピソードを中心にリアルな言葉でサッカー人生がつづられている。

「自分はこれまで歩んできたサッカー人生の中で、何度も壁にぶち当たってきた。一見、華々しいプロ選手も、良い時期もあれば悪い時期もある。特に人生という長いスパンから見れば、ハイライトを浴びるのは一瞬です。書名の通り難しさ、苦しさを感じた時に自分がどう向き合い、乗り越えたのかを、周囲の方々から頂いた力になった言葉を交えて一冊にまとめました」

プロを目指すジュニアからユース世代、若手選手にとって“学び”となる一冊

 1994年に18歳でプロ生活をスタートさせた川口も、24年目を迎えて42歳となった。高校卒業後、長らくプロ選手として活躍する川口の言葉で綴られた本書は、プロサッカー選手を目指すジュニアからユース世代、そして若手選手らにとっても“学び”となる一冊。本人も「自分と同世代の方たちを中心に、サッカーの枠を超えて広く、多くの方たちに読んでほしい」と語る。

「日本代表やJ1でプレーした頃と今では、当然、環境も変わっています。その中で得たのは、置かれた状況がどうであっても、全力を尽くしてやり切る精神力が大事である、ということです。人生を歩む上で抱く葛藤は、おそらくサッカー選手も他の職業の方も皆同じだと思います。本書で伝えたかったいかに困難に向き合い、乗り越えてきたかのお話は、皆さんにも多くの部分で共感していただけるのではと思っています」

 駆け付けたファンと熱い言葉と握手を交わした川口。42歳の挑戦はこれからも続く。