ビョーク、デンマーク人監督から受けた嫌がらせを告白

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 米大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが長年に渡り性的嫌がらせを繰り返してきたことが報じられ、被害を受けた女優やモデルが次々と自らの体験を語っている。中にはグウィネス・パルトロウやアンジェリーナ・ジョリーなどの大物女優も含まれ、ワインスタインは【アカデミー賞】を主催する映画芸術科学アカデミーからも追放された。

 そんな中、以前も音楽業界に蔓延する女性アーティストに対する性差別を批判したビョークが、自らの映画現場での体験を語っている。2017年10月15日に自身のFacebookを更新した彼女は、「ネットで(セクハラ被害について)話している世界中の女性たちに刺激を受け、私もデンマーク人の映画監督との体験を告白しよう」と書き出している。

 彼女は、「女優の仕事を始めた時、自分の“性的嫌がらせを受ける下等な者”としての役割と屈辱が、監督にとっては普通で不変であり、何十人ものスタッフたちはそれを黙認し、助長させていることははっきり分かった。監督が女優に触り、嫌がらせをしてもいいのは当たり前で、映画界はそれを許容していることに気づいた」と綴っている。

 「私がこの監督を何度も拒むと、彼はふてくされて私を罰し、まるで私の方が気難しいかのような見事な錯覚の網をスタッフの間に作り上げた」と彼女は告白している。

 監督の名前は出さなかったものの、ビョークは数えるほどしか映画には出演しておらず、特に『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年)のデンマーク人監督ラース・フォン・トリアーとは現場で対立したことが有名で、その理由は明らかにされていなかった。

 彼女は、「私に言わせれば、私と対立してからの彼は女優たちともっとフェアで有意義な関係を築いているようなので、希望はある」と最後に綴っている。


◎ビョークによる投稿
https://www.facebook.com/bjork/posts/10155777444371460