16日、中国メディアの南方雑誌が、中国版ラインのWeChatは共産党員が開発していたと伝える記事を掲載した。写真はWechat。

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2017年10月16日、中国メディアの南方雑誌が、中国版ラインのWeChatは共産党員が開発していたと伝える記事を掲載した。

WeChatは、中国のインターネット企業大手・テンセントが作った無料インスタントメッセンジャーアプリだ。記事によると、テンセントは「インターネットプラス」を党建設に取り入れ、7000人を超える共産党員が率先して模範となり、研究開発を進めた結果、WeChat等の代表的なアプリができたという。

7000人以上の党員というのは、従業員全体の約23%を占めるという。このうち、60%以上の党員が技術者で、党員数は毎年1000人近く増加している。したがって、テンセントでは、共産党員が企業の発展を引っ張る主力となっているという。

テンセントには共産党委員会が設置されている。この委員会が「インターネットプラス」の優位性を十分に発揮し、QQやWeChatなどのプラットフォームを通して共産党員のオンラインでの組織間コミュニケーション、党費の支払い、学習教育、管理サービスなどを提供しているという。

テンセントの共産党委員会には現在11人の委員がいて、それぞれ重要な役職についている。例えば、委員会書記はテンセントグループの副総裁、3人の副書記は情報安全管理、インターネットメディア、政府事務などの業務の副総裁や総経理だという。他にも、テンセントの中高級管理職に就いている共産党員が128人、業務ラインの核心的な役職の党員が360人以上など、重要ポストにおいて企業をリードする作用となっているとした。(翻訳・編集/山中)