by Bullion Vault

スイス連邦水科学技術研究所(eawag)の調査によって、スイス国内の下水処理施設で合わせて300万フラン(約3億4000万円)に相当する金銀が沈殿物に含まれていたことがわかりました。ただ、残念ながらこれらを抽出する費用は、その価値に見合うものではないとのことです。

3 Millionen Franken gehen als Gold und Silber bachab - eawag

http://www.eawag.ch/de/news-agenda/news-plattform/news/news/3-millionen-franken-gehen-als-gold-und-silber-bachab/



スイスの下水に含まれる金銀は3億円超に、時計メーカーが排出か

http://jp.reuters.com/article/gold-idJPKBN1CI0PB

スイスは世界の金のうち約70%の精錬・精製を担っている一大精製地であり、時計などの貴金属メーカーが数多くあることでも知られています。

下水に流れ込んだ金銀は、不純物を取り除く工程の中でこぼれ落ちたり、あるいは製品に加工する過程でわずかに余ったりして、各メーカーから排出されたものとみられています。eawagが、国内64カ所の下水処理施設の沈殿物を調べたところ、2016年分の合計は金が43kg、銀が3tで、300万スイスフラン(約3億4000万円)分だったとのこと。

ただし、いずれも塊としては存在せず、マイクログラム、ナノグラムといった単位での存在なため、沈殿物を焼却処分する前に抽出しようにも、費用対効果はあまり良くないとのこと。集めれば相当な財産だとはいえ、今のところはどうにも打つ手がないようです。