レックス・ティラーソン米国務長官、米首都ワシントンで(2017年10月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は15日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がイランと欧米諸国による核合意の破棄を警告したことで、米国が北朝鮮問題を外交で解決する可能性が弱まったとする見方を否定した。また、北朝鮮問題では「最初の爆弾が落とされるまで」外交努力を続けると明言した。

 米CNNテレビのニュース番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン(State of the Union)」で語った。

 イランが順守しているとみられる核合意にトランプ氏が疑問を呈したことについて、米国の同盟国の間では、北朝鮮に米国は信頼できないというメッセージを送る形になったのではないかとの懸念が広がった。

 しかし、ティラーソン氏は「北朝鮮がこの決断から認識すべきは、米国が北朝鮮に対し非常に厳しい合意を求めるということだと思う」と述べ、こうした懸念の払しょくに努めた。

 また、共和党のボブ・コーカー(Bob Corker)上院議員がトランプ氏はティラーソン氏を排除しようとしていると批判するなど、トランプ氏が国際舞台でのティラーソン氏の努力を無駄にしているとの見方についても否定。

「彼は私に対して、外交努力を続けてもらいたいという考えを明確に示している」と明かし、「外交努力は、最初の爆弾が落とされるまで続けられるだろう」と語った。

「大統領は外交を通じて解決したいということも私にはっきり言っている。彼は戦争を始めることは求めていない」とも強調した。
【翻訳編集】AFPBB News