中韓は13日に通貨スワップ協定を3年間延長することで合意し、韓国では両国関係の改善に期待する声もあるが、韓国の専門家は楽観視できないと語っている。

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中韓は13日に通貨スワップ協定を3年間延長することで合意し、韓国では両国関係の改善に期待する声もあるが、韓国の専門家は楽観視できないと語っている。15日付で観察者網が伝えた。

韓国・SBSは中韓通貨スワップに関する報道で、「日米との通貨スワップが終了したことで、韓国にとって中国との通貨スワップは非常に重要な意味を持つ。高高度防衛ミサイル(THAAD)配備の影響で中韓関係が冷え込んだ現状で、中国が韓国と通貨スワップを延長したことに疑問を覚える」と報道。これに関して韓国の専門家は、「人民元の国際化が狙い」とSBSの番組に出演した際に指摘している。

同専門家は「人民元の国際的な地位を上げるには通貨の安定性と流動性、そして準備通貨としてどれだけ浸透しているかが重要となる。韓国は世界でも外貨を多く保有する国であり、中国は韓国と通貨スワップを延長することで国際化を進めようとしている。そのため、延長により両国関係に転機が訪れたと考えるのは非現実的だ」と語った。(翻訳・編集/内山)