世界中のCEOのなかでトップクラスの評価を得ている、『LinkedIn』のジェフ・ウェイナー。最近では、就活生ユーザーのつぶやきに対して、直々に励ましのコメントしたことで話題になった。

相手の立場に関係なく、彼の行動にはいつも優しさと思いやりが込められている。「一度は彼のもとで働きたい」と、切望する人が数え切れないほどいるなかで、どうしてこんなにも人望が集まるのか。「Inc.com」のライターJustin Barisoが、彼のツイートからそれを分析。

世界で最も愛されるCEO
ジェフ・ウェイナー

Glassdoor社の支持率調査で、従業員からの支持率97%と明らかになったジェフ・ウェイナー。“世界でもっとも愛されているCEO”と言っても過言ではないだろう。

ウェイナーは最近、Twitterで従業員と良好な関係を築くためのアドバイスをシェア。

「人に影響を与える、エンパワーメント、聞く、感謝する。これらのどれか1つでも実行できれば、従事度が上がるだろう。4つできれば、すべてが変わる」。

もちろんこの4つは、どんなビジネスにおいても大事なこと。しかし、どうやったら忙しい日々のなかで、理想を現実にできるのか。

.繊璽爐隆超を誰よりもよく観察する

組織のひとりひとりが、それぞれ必要な力をつける(エンパワーメント)ために必要なのはこの3つ。

・リモートで働ける環境を整えてあげる
・彼らの充分な力を発揮できるような体制づくり
・新たなアイディアを提案したり、実験をしたり、反対の意見を述べる自由。そして、精神的な安心感

良いリーダーとは、共に働く仲間の仕事に興味を持ち、手助けやアドバイスが必要な時はしっかりと手を差し伸べる人のこと。そして、部下が1人でどこまでできるかを見たい時は、静かに身を引くのだ。

 

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優秀なリーダーは、「聞く」ことに長けているということを忘れてはいけない。

仕事の電話を切り、邪魔になる要素を全て横に置いて、真摯に相手の言葉に耳を傾けること。話をするときは、目の前の人だけに注目する。途中で口を挟んではいけない。そして問題を「解決」してあげようとせず、「正解、不正解」として考えることもやめよう。

リーダーが考えるべきことは、「自分とはどれだけ同じ・違う考えを持っているか」「それはなぜなのか」である。それを突き止めるのだ。

相手の視点から、学ぼうと努力をすること。そして話し手や、周囲の状況を理解し、関係性を深めること。自分自身の視野・考え方も広く持っていなければならない。

4脅佞竜せちはすぐに伝える

ただ言葉を述べるだけで「感謝できている」と思っているのなら、意味がない。

相手の良い所を褒め、何をどう感謝しているのかを具体的に伝えるべきだ。その人の将来性へも、目を向けたうえで。

そして、気づいた時にすぐ感謝することも大事。部下が間違いを犯したとき、注意するタイミングを見計らったりしないだろう?良い状況においても一緒。すぐに伝えることによって、相手も同じように言葉をかけてくれるようになる。

人それぞれの違いを見つけて、褒めてあげる。そうすることで能力は発揮される。

信頼されるリーダーは、
常にインフルエンサーである

ウェイナーは4つうち、「影響を与える」という項目を最初にあげている。しかし私は、あえて最後に紹介したい。なぜなら、先に述べた3つの努力が自然と「影響力」に繋がるからだ。

本当に誰かに影響を与えたいなら、自分の出身校や今までに成し遂げたことは置いておこう。今の部下に、それらは全く関係がない。

コミットするべき要素はこれ。

・忙しい時でも、問題解決の相談にはのる
・頭を柔軟にし、新しいアイディアも受け入れる
・手を汚して嫌な仕事も一緒にやる
・間違いを犯した時も一緒に寄り添う
・口頭ばかりで指示を出すのではなく、実際にやってみせる

「謙虚さ」と「精神的知力」の大切さがわかっているリーダーは、周囲に影響を与えることができる。優れたリーダーは、自分の地位よりも、行動することを価値としている。

Licensed material used with permission by Justin Bariso