(写真提供=SPORTS KOREA)

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開幕が間近に迫った平昌五輪。

現地では会場や施設の建設が着々と進められているが、注目したいのは江陵(カンヌン)アイスアリーナだ。この会場では、フィギュアスケートとショートトラック競技が行われる。

特にフィギュアは日本で関心が高く、リンクの状態は演技にも大きく影響するだけに、競技を観戦する上でも江陵アイスアリーナについては知っておきたいところだろう。

会場まではどうやって行く?

江陵アイスアリーナは、平昌郡に隣接する江陵市に位置している。

江陵市までは、高速鉄道「KTX」が予定通り年内に開通すれば、ソウルから1時間28分、仁川国際空港からは1時間38分でアクセス可能になる(料金は未定)。

ソウルから高速バスも走っており、所要時間は2時間半ほど。料金は2000円前後だ。

江陵駅と江陵バスターミナルからアイスアリーナまでは、五輪期間中は無料のシャトルバスが運行されるという。

なお、シャトルバスは平昌駅と珍富(ジンブ)駅、平昌・旌善(チョンソン)・長坪(ジャンピョン)のバスターミナルからも乗車可能。しかも、どこから乗ってもすべての五輪会場まで向かうというから、観戦に行く際はぜひ利用したい。

また、江陵スピードスケート競技場と江陵ホッケーセンター、江陵カーリングセンターは徒歩圏内なので、“ハシゴ観戦”もいいかもしれない。

羽生結弦も絶賛した氷質

地下2階、地上4階建ての江陵アイスアリーナの収容人数は1万2000人。

敷地面積は40万6472屐建築面積は1万5121屐延床面積は3万2398屬如建物だけで言えば、今年4月に世界フィギュアスケート国別対抗戦が開かれた国立代々木競技場第一体育館(建築面積1万4426屐延床面積2万8705屐砲茲蠑し大きいぐらいだろうか。

真っ白な外壁は、夜にはカラフルにライトアップもされている。

会場には60m×30mのリンクが2面用意されており、そのクオリティは選手からも評判だ。

韓国男子フィギュアの有望株チャ・ジュンファンは、「(普段代表選手が練習している)泰陵スケート場よりも室内の温度が暖かくて、ぬくもりを感じた」「氷質がよくてスピードを出しやすい」と話している。

また、羽生結弦は今年2月に江陵アイスアリーナで開かれた四大陸選手権に出場した際、このリンクについてこう評価していた。

「非常に滑りやすい温度だし、氷の状態も非常によかった」

羽生結弦とチャ・ジュンファンを指導するブライアン・オーサーも、「氷の状態がカナダと似ている。五輪組織委員会が氷室についてはよく知っているから、一定の温度と氷質をキープしてくれるだろう」と語っているだけに、五輪本番でもリンクの質には期待が持てそうだ。
(参考記事:羽生結弦の師ブライアン・オーサーがチャ・ジュンファンを「羽生と似ている」と絶賛する理由

はたして平昌五輪本番では、この会場でどんなドラマが生まれるだろうか。

開幕を楽しみに待ちたい。

(文=李 仁守)