(左から)「AH」「Fumiku」「épi à la mode」が発表したコレクション

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 バンタンとパルコが協業し、日本をはじめアジアから世界を舞台に活躍できるファッションデザイナーの輩出を目指す「アジアファッションコレクション(Asia Fashion Collection)」(以下AFC)東京ステージが、10月15日に恵比寿で開催された。学生を対象にNYコレクションの舞台に挑むデザイナーを決定するランウェイショー形式の審査会で、日本からは3組のグランプリが決定。林史佳が手掛ける「Fumiku」、堤美穂が手掛ける「épi à la mode」、和中碧とイ・ヒョウォンが手掛ける「AH」が受賞した。
 今回のAFCでは、一次のポートフォリオ審査と二次のトワル審査を通過した「Fumiku」「AH」「épi à la mode」「Rier -リエ-」「TSUYOSHI YAO」「YYUYY」「KENICHI.」といった国内7ブランドに加えて、すでにNYコレクションへの参加が決定している韓国の「ヴルリーダ(VLEEDA)」、香港の「カ ワ ケイ(KA WA KEY)」、台湾の「シァンヤォー(shen yao)」の3ブランドがショーを開催。国内7ブランドからプレゼンテーションとランウェイショー形式の最終審査を経て、3ブランドがNYコレクションの出場権を獲得した。
 「épi à la mode」は、デザイナーが自身の思いを綴った手書きのメッセージをニットやジャケットに用いるなどエモーショナルな雰囲気に仕上げ、思春期に満たない少女の中にある少年のような無邪気なナイーブさをサイズ感やディテールで表現。3回目の応募で受賞に至ったという「Fumiku」は、パステルブルーやグリーン、グレーなど淡いカラートーンのルックを発表し、明るいようで鬱々としたリアルとファンタジーの間の世界をガーリーテイストで提案した。韓国と日本のデザイナーデュオによるブランド「AH」は、花を象徴とし、オリジナルのプリントからアクセサリーまで、トータルで現代のフェミニニティを表現。ウエストバッグやローヒールブーツなど今季のトレンドがスタイリングに積極的に取り入れられた。
 グランプリを受賞した3ブランドは、来年2月に行われるニューヨークファッションウイークに参加した後、日本を含むアジアでの販売や受注を目的とした事業化支援プログラムに参加する。