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突然ですが、皆さんは「マイナンバーカード」を保有していますか? マイナンバー通知カードはほとんどの方が保有していると思いますが、写真入りのマイナンバーカードとなると、保有者数も一気に減ります。

総務省が発表したデータによると、2017年7月時点での保有数は約1189万件。日本人口で考えると9人に1人の保有率です。筆者は思っていたよりも多いなと思いましたが、公的なIDカードと考えると少ないのかもしれません。

総務省としては、どうしてもマイナンバーカードを普及させたいんです。そこで目をつけたのがポイント制度。

マイナンバーカードがポイントカードになって、どんなお店でもマイナンバーカードを提示するとポイントを貯めたり、使えたりすることを考えたようです。マイナンバーカード1枚持っていれば、複数のポイントカードが1枚におさまり、財布もスッキリ。マイナンバーカードも一気に普及する、という事を検討していたのですが、いまいちポイント発行企業がのってこなく断念したようです。

新しく考えたのが、ポイントの交換制度。ドコモのdポイント、JCBやセゾンカードなどクレジットカードのポイント、JALやANAのマイルをマイナンバーカードのポイントに交換して、地方自治体でも使えるようにしましょう、という仕組みです。

また、地方自治体でも独自に運営している健康ポイントやボランティアポイントもマイナンバーカードに統一し、自治体でポイントを活用すれば地方活性化につながるわけです。このポイントが「自治体ポイント」というわけですね。9月25日から開始しました。

マイナンバーカードを作ろう

この自治体ポイントについては、以前から情報は公開されていたため、筆者は自治体ポイントが始まる前にマイナンバーカードを作っておきました。マイナンバーカードの申請自体は非常に簡単です。マイナンバー通知カードのQRコードを読み取って、スマホで自撮りした写真を使って申請することも可能です。

ただ、申請したマイナンバーカードを受け取るのがけっこう大変なんですね。郵送での受け取りはNG。区役所などに行って暗証番号を4つ作成しなければなりません。平日に役所に行く時間を作れる筆者でも、申請してからマイナンバーカードを受け取るまでに1か月程度かかりました。公的なIDカードを作ると考えれば、1か月程度かかるのは仕方がないかもしれませんが...。

自治体ポイントに交換しよう

自治体ポイントに交換できるポイントは、ドコモのdポイント、JALやANAのマイレージ、JCBやセゾンカード、UCカード、MUFGカード、NICOSカード、DCカードなどクレジットカードのポイント、関西電力や中部電力などの電力会社のポイントなどです。

これらのポイントを自治体ポイントに交換。その時には「マイキープラットフォーム」というサイトにログインID(マイキーID)とパスワードを登録しなければなりません。このマイキーIDはサイト上で作成できるものではなく、特別な端末または自治体窓口(東京都であれば豊島区立中央図書館など)での作成が必要です。

マイキーIDを作成できたら、マイキープラットフォームにログインします。続いてマイルやポイントを「地域経済応援ポイント」に交換します。突然出てきた「地域経済応援ポイント」ですが、これは自治体で発行したポイントではないため、このような名称になっているようです。この地域経済応援ポイントを、それぞれの自治体ポイントに交換できるという仕組みとなります。

実際にJALのマイルを自治体ポイントに交換してみました。交換申請から2日程度でマイキープラットフォームに反映されます。反映されたポイントは、それぞれの自治体に交換する必要があるのですが、今回は「宮崎県都城市」の自治体ポイントである「肉と焼酎のふるさと都城ポイント」に交換してみました。

自治体ポイントを使ってみよう

最後に、自治体ポイントを使ってみましょう。自治体ポイントは商店街などでも使えるようになる予定ですが、今のところ一番使いやすいのはネットショッピングサイトの「めいぶつチョイス」です。自治体の名産品を買うことができるショッピングサイトで、自治体ポイントを使うことができます。今回買ったのは「宮崎牛 サーロインステーキ」。8350円(税込)の商品を1000ポイント使って購入しました。実質7350円で購入できたことになりますね。美味しそうでしょ?

たくさんのポイントを持っている場合は、それぞれのポイントを自治体ポイントに交換すると、実質無料でさまざまな名産品を買うこともできるようになります。

ただ、自治体ポイントを実際に使ってみましたが、正直、マイナンバーカードを作って保有しているポイントを交換して...という作業をやるのはかなり大変です。ポイントに詳しい筆者でも途中でやめようかと思ったくらい複雑ですので、自治体ポイントというのもある、ということだけ覚えておきましょう。