お金は使えばなくなるもの。頭ではそうわかっていても、ほしいものはなかなかなくならず、やりたいことも次々と出てきます。使いすぎて給料日前に生活費が足りず困ったり、給与明細に労働時間のわりに少ない金額が記載されていて泣きそうになったりしたこと、ありませんか?

前者は自業自得かもしれませんが、後者はかなり辛い……。こんなに仕事を頑張っているんだから、もっと自分のところにお金が回ってきてもいいんじゃないかと思いませんか?

婚活研究所の記事では、副編集長が「婚活に疲れてきたみたいだから」と紹介してくれた『ワクワクだけで年商30億円』の著者・LICAさんに、自分に自信を取り戻すきっかけを教えていただきました。(【引き寄せ・恋愛編】はコチラ)

実はLICAさんは、コネもお金も人脈もない状態からパリコレデザイナーになるという夢を叶えたシンデレラウーマン。年商30億円を実現した彼女に、ごく普通の女性でもお金持ちになれる方法はないのか、悩みをぶつけてみました!

好きなことにワクワクしていればお金持ちになれる!

今回はお金の話なので、掃除やパワースポット巡りのような金運アップ行動をお聞きできるものと思っていた筆者。LICAさんの口から、「お金持ちになりたいならまずは好きなことに熱中しないとダメ」と予想外の言葉が出てきてビックリ。

「お金を増やしたいと思ったら、好きなことをするしかありません。実は、それが一番早いんです。好きなことが決まってなかったとしたら、趣味やハマっていることに熱中してください。お金とか仕事とかにつながらなくてもOK。意外に思うかもしれませんが、今ここにいる自分が楽しむこと、ワクワクすることが大事なんです!」(LICAさん)

確かに、お金持ちは大体キラキラしています。誰だって、暗い雰囲気の人には近寄りにくいものですよね。

たとえ無謀と言われても、自分の夢はしっかりと明確化しておくべし。

このお話を聞いて、「昔の自分は『お金がほしい』と言いながら、全然毎日を楽しめていなかったな〜」としみじみ。ブラック企業勤務時代は心のなかが不平不満だらけで、どんどん負のスパイラルに陥っていたのです。

「多くの人は、こんなことをしていても将来につながらない、無駄だと考えちゃいます。それ、もったいないです!熱中すればするほど、人はなりたいものになれるんです」(LICAさん)

実際、ひたすら自分の好きなことをして心の底からウキウキしていれば「親しみやすそう」と話しかけられやすくなり、仕事のチャンスも増え、その結果お金を引き寄せてくれると思います。

なりたい自分を設定して紙に書けば絶対に実現できる

実際にLICAさんは、ひたすら「自分には才能がある」「成功する」と信じきって大好きなデザインに熱中してきた結果、世界的デザイナーになっています。やりたいこと、なりたいものを決めて、それを思いきり楽しむ。すると、いつの間にか夢や理想が実現していく……。本のなかでは、これを意識の魔法と呼んでいます。

読んでいるときに印象に残ったのが、「真実は決まっているわけではなく、自分が信じていること、設定したことが真実になるのです」の一文。世界は自分の見たいようにできているというのです。

お金持ちになりたいなら、自分の好きなことを見つけて「〇〇になって成功する」と自分で設定することが大事。ただ「なりたいな〜」「なれたらいいな〜」ではダメ。設定の方法として本書内では、自分の願いを紙に書き出すことを勧めています。

もしこれから新しい人生を設定したいなら、今の夢やなりたい自分を曖昧にせず、設定を紙に書いてみてください。例えば、こんな感じに。

「私は、〇〇(例:デザイナー)になる。私は、成功して、好きなものを我慢せず買えるようになる。これが私の人生の真実!」

もちろん、夢や理想は人それぞれ。来年度の手帳に「後輩から頼られる女性になる」「〇〇さんと結婚して幸せになる」などと書くのもいいと思います。

自分自身を信じること。自己効力感を高めること。

デジタル派の人は、EvernoteやSimplenoteに書き残してみましょう。どちらもスマホのアプリからも確認できますよ。

途中で壁にぶつかったら我慢しないで周囲を頼ろう!

とはいえ、挫折しそうになることもありますよね。想定外のトラブルが発生したり、大事な夢を潰されそうになったりすることも……。これを相談したところ、LICAさんから「自分1人でどうにかしようとしなくていい」とまたもや意外なアドバイスを。

「そもそも誰かにSOSが出せない人は、我慢しすぎています。私は我慢しない、頑張らないってことをやり続けた結果、成功しました。壁にぶつかったら、自分だけでやろうとしないことが大事です。世の中には、色々な得意分野をもった人がいます。もっと気軽に周りの人を頼ればいいんです!困ったときは、周囲に『わたし今辛いんだ、助けて』と言ってみてください」(LICAさん)

同じ会社の先輩だったら、「少し時間をいただけませんか?」と前置きすれば、意外と親身になってくれるもの。社内にいなかったら、社外で近いことをしている人を探して、相談するのもひとつかもしれません。筆者は自己完結主義だったのですが、この話を聞いて考えが変わりました。

自分でなんでもできるなんて思わない。得意な人がいたら、その人の力を借りればいいのだ。

ただ、世渡り上手な人は甘えたやつだと誤解されやすいもの。注意されたり、冷たい目で見られたりすることも……。この質問に対して、LICAさんは落ち込む必要はないと回答。逆に「そんな状況の自分にOKを出してほしい」と語ってくれたのです。

「自分のことを否定する人がいて、その場所が合っていないと思うなら、違うところに行けばいいんです。他の人に合わせて自分が我慢すればいいやって誰かに合わせて頑張ってしまうと、辛くなります。こういうときは、どこかで覚悟のイエスが絶対に必要なんです!覚悟のイエスとは、自分を許すということ。自分をハグしてあげるんです。自分を思いきり許してあげる。頑張らなくてもいい自分を許してあげる。ずっと耐えてきたんだったら、これからは何があっても自分を優先する、と決意するタイミングを作ってください」(LICAさん)

理不尽なことで怒られたとき、「怒られて当然」「合わないけど辞めたら逃げることと同じ」などと思うのは大間違い。これは自分に自信がないと、なかなか行動できないものですが、そんな自分でもいいと思うことが大事なんですね。

コンプレックスを紙に書いていけば受け入れられる!

また、ときには「私はこんなこともできないの?」と自分を責めるときもありますよね。LICAさんはそんなときでも「できない自分を許してあげてほしい」と言います。何かになりたい自分を信じる、夢の実現にいそしむ自分を肯定する前に、許す行為が必要なのだそうです。

自分を恥じていると、なかなか許すことはできません。こんな人はどうすれば変われるのか?欠点やコンプレックスは、紙に書き出すと受け入れていけるのだとか。本書内でも紹介されているそのフローを簡単にまとめると、以下の通り。

(1)できないこと(コンプレックス)を紙に書き出す → 受け入れて認める(白=光をイメージする)

(2)得意なことを紙に書き出す → 「私はこういう人!」と思う(赤=情熱をイメージする)

(3)両方をひっくるめて「自分=個性」とする(赤+白=ピンク。ピンク=何でも可能にする色と設定してイメージする)

自分が自分を許さないで、どうするの!自分にもっと向き合いましょう。

筆者は、納得いかないものを我慢することが絶対にできないタイプ。しかし、ヒット企画を出すことは得意です。これらを両方ひっくるめると、不器用だけど結果を出せるアラサー編集者が個性となります。今回、LICAさんに「できなくてもいいんです」と言われ、よくある応援メッセージの「自分を信じよう」がいつもできなくてモヤモヤしていたことがスッキリしました。

「自分を許して、初めて自分を信じられるものなんです。だから、『わたしこんなにダメだ』と思ってOK!思っちゃダメだと思うから、また同じことをやるんです。負の連鎖になる前に、自分に1回1回『いい』『いい』『それでもいい』『オッケーだ』『こんな自分でも今ここにいる』って思ってみてください」(LICAさん)

自分を許すことがうまくできない人は、自分の言動を「今の私、10点!」と加点してあげるといいそうです。

「自己否定して、自分にダメ出しするからすごく辛いんです。もうダメだと思うから落ちるんですね。自分のできているところを見てください。小さい頃の小さいことでもいいので、自分のできたことを思い出してあげるんです!私は起業するとき、周りはみんなリクルートスーツの中自分の好きなファッションで面接し、入社できたことを思い出しました。絶対にどんな人でも持っているものがあるんです。思い出せないなら、何かできただけで10点と、自分自身の言動を加点してあげて許してみてください」(LICAさん)

子供のころの成功体験でもいい、誰にだって良いイメージの思い出は必ずあります。

ぜひ「このままじゃダメだ」と思う前に、「こんな自分でいいんだ」と開き直って、自分の好きなところを増やしてみてください。

まとめ

お金持ちになる話から少しずつコンプレックスの話になっていきましたが、今回LICAさんは一貫した自分を信じることの大切さを教えてくれました。

何事もアウトプットが大事。(1)夢や理想を設定して紙に書く、(2)自分のできないことと得意なことを紙に書いて両方ひっくるめて自分の個性とする。このふたつのワークで、夢を実現させていきましょう。

取材させていただいたLICAさんの『ワクワクだけで年商30億円』はただのシンデレラストーリーだけではなく、実用的なノウハウが満載で、視野が広がっていくコミックエッセイ。とくに、お金持ちになりたいけどどうすればいいのかわからない人にとって希望が詰まっているので、ぜひ手に取ってみてください!

『ワクワクだけで年商30億円』¥1,300+税 LICA著・高坂ゆう香マンガ/小学館刊