学生の窓口編集部

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「将来、大学を卒業したらこんな仕事をしたい」と将来の夢を既に描いている大学生も多いと思います。そんな抱いている夢の内容を自分の両親に話している人はどのくらいいるのでしょうか? 自分の親に将来のことを話すと否定されそう……なんて思って、自分の胸に秘めている人もいるかもしれませんね。今回は現役大学生のみなさんに、両親に将来の夢を正直に話しているかどうかを聞いてみました。

■親に将来の夢を正直に話していますか?

はい 194人(48.4%)
いいえ 207人(51.6%)

「いいえ」と答えた人がわずかに上回る結果となりました。続いて、それぞれに理由を詳しく聞いてみました。

■その理由を具体的に教えてください。
<はいと答えた人>

●話すのが当然

・就職の話をよくするから(男性/24歳/大学院生)
・隠す必要がないから(女性/22歳/大学4年生)
・大学にまで行かせてもらってるから話してる(女性/23歳/大学4年生)
・将来についての話をするから(女性/21歳/大学3年生)

●サポートしてもらえるから

・協力的でいいアドバイスをくれるから(女性/22歳/大学4年生)
・頼りがいのある親で、高い見識を持っているから(女性/24歳/大学4年生)
・正直に話せば助けてくれるから(女性/27歳/大学院生)
・話したら応援してもらえるから(男性/19歳/大学1年生)

<いいえと答えた人>

●具体的な計画がないから

・まだ明確に決まっていなくて、話しにくいから(女性/20歳/大学2年生)
・将来の夢が定まっていないから(女性/20歳/大学3年生)
・そもそも将来の夢がわからない(女性/20歳/大学3年生)
・あまり将来のことを考えていない(女性/19歳/大学2年生)

●反対されるから

・ミュージシャンかダンサーになりたいなんて言えない(女性/21歳/大学4年生)
・夢なので、現実性にかける部分があり、正直には話せない(女性/24歳/大学院生)
・本当のことを話すといつも心配されるから嫌(女性/18歳/大学1年生)
・絶対に理解してくれないから(女性/23歳/大学3年生)

親に夢を正直に話す人と話していない人、ほぼ半数ずつにわかれました。応援がもらえる場合には話せますが、理解してもらえなさそうな夢は話しにくいもの。反対されるのが怖くて話していないという学生の声がありました。

いかがでしたか? 親から反対されるかも、と思っている夢でも、話すことによって新しい道が開けたり、夢に一歩近づけるアドバイスが得られるかもしれません。反対されるのが怖いと思っていても、勇気を出して話してみると以外に親身になって相談に乗ってくれる、なんてことも。機会があったら両親に将来について話してみてはいかがでしょうか?

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年9月
調査人数:大学生男女401人