辞任を表明した権氏(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】会長不在のサムスン電子が権五鉉(クォン・オヒョン)副会長の辞任表明により、総帥代行も空席となる異例の事態となった。

 権氏は病床にある李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長と、その長男で朴槿恵(パク・クネ)前大統領への贈賄罪などに問われ公判中の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に代わり、実質的に総帥代行の役割を務めてきた。

 財界によると、権氏の後任には消費者家電(CE)部門トップの尹富根(ユン・ブグン)社長が有力視される。サムスン電子の代表取締役3人のうちの1人で、権氏に次ぐ年長者だ。

 スマートフォン(スマホ)事業を含むIM(IT・モバイル)部門を率いる申宗均(シン・ジョンギュン)社長も一定の役割を果たすとみられる。対外業務も担当している李相勲(イ・サンフン)経営支援室長(社長、CFO)も経済・財務業務と関連してサムスン電子を代表する役目を務めるとみられる。

 サムスン電子の関係者は、総帥代行という肩書きが適切ではないとしながらも「誰かがサムスン電子の代表を務める必要があるときは業務別に社長か経営者が役割を果たすと思う」と述べた。

 ただ、権氏の辞任により、大規模な世代交代が行われる見通しで、社長や経営陣の去就にも影響する可能性がある。