乾燥知らずの「もっちり肌」に! スキンケアの“分かれ目”&厳選ケアアイテム

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ぶるっと寒さを感じる日も増えてきました。そろそろ肌の乾燥が気になってきた方もおられるのではないでしょうか?

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「保湿しなくちゃ!」と、お風呂上がりや夜のケアに力を入れ始める方も多いはず。

ですが、夜のケアだけではなかなか1日中、うるおいのある肌を保つのは難しいのが秋冬です。

そこで、コスメコンシェルジュの古賀令奈さんに、秋冬に実践したい、うるおい肌がキープできる夜と朝のスキンケアと、おすすめのアイテムを教えていただきました。

お風呂上がりや夜のスキンケアのポイント

“落とさない”と“スピード”が大事!

やはり1日中うるおい肌を持続させるためにも、しっかりとお風呂上がりや夜にケアをしておく必要があります。でないと、昼〜夕方にパリパリ肌に…なんてことも。

実はクレンジングが鍵!?

「乾燥が気になる場合は、クレンジングを見直してください」と、古賀さん。なんと、夜に限らず乾燥の原因はクレンジングに潜んでいる可能性が割と高いのだとか!

洗浄力の高い“オイルクレンジング”を使っている方は多いと思いますが、実は必要以上に皮脂も落としてしまう可能性があるのです。

肌の乾燥が気になりだしたら、まずはクレンジングをミルクやクリームタイプに変えてみてはいかがでしょうか。

“すぐに保湿して蓋をする”を心がけて!

お風呂上がりのケアは時間との戦いです。古賀さんによれば「できるだけ迅速に!お風呂上がりはすぐにブースター(導入美容液)か化粧水をつけるようにしましょう」とのこと。

ただ、お風呂上がりは顔だけではなく、身体も乾燥しがちです。「手早く使えるミスト化粧水もおすすめ」と古賀さん。

脱衣場に常備しておいて、お風呂上がりに全身に吹きかけてから出れば、乾燥しにくくなるかもしれません。

また、古賀さんは「夜のお手入れはクリームの使用も忘れずに」と言われていました。乳液はクリームよりも油分の配合量が少ないのだそう。乾燥が気になる方はクリームを使って、うるおいを逃さないようにしましょう。

セラミド配合のものを選んで

せっかくなら、成分にもこだわってみませんか?

「成分で選ぶなら、水分をはさみこむ性質を持つ“セラミド”配合のものを選んでください」と、古賀さん。セラミドは、細胞間のすき間を満たす“細胞間脂質”の主成分だそうで、不足すると乾燥肌の原因になるのだとか。

今使っているケア用品の成分を、一度チェックしてみることをオススメします。

朝のスキンケアのポイント

朝もしっかり保湿でうるおい肌のベースを作ろう

夜にしっかりとケアをしていても、朝になるとちょっと乾燥していたりしませんか? そのままではうるおいが一日中持続するのは難しく、だけど朝のスキンケアはなかなか時間がなく、難しかったりするものです。

「乾燥はさまざまなトラブルの原因になります。朝のスキンケアをきっちりとしておくことで、日中の乾燥や粉ふき、メイク崩れ対策につながります」と、古賀さん。

では、どういったケアをすればいいのでしょうか?

基本は、お風呂上がりや夜と一緒!

朝は朝でケア方法を変えた方がいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、古賀さんによれば「朝の洗顔後はお風呂上がりと同様に、すぐにブースターか化粧水で保湿をしてください」とのこと。

また、クリームでの保湿もしたほうがいいそう! ベタベタしそうで敬遠している方もいるかもしれませんが、「朝のお手入れでも保湿は重要です。もしベタつきが気になる場合は、塗布から3分以上おくor ティッシュオフしてからメイクをするようにしてみてください」と、古賀さん。

しっかりと保湿してベースを築いた上でメイクをすること。これが、1日中うるおい肌を持続できるかどうかの鍵と言えるのではないでしょうか。

古賀さんオススメ!秋冬ケアアイテム2選

ジェリーアクアリスタ(アスタリフト)

高品質なセラミドを豊富に使用したジェリー状先行美容液。

「洗顔後につけておくだけで、みずみずしさと弾力をキープしてくれます」と、古賀さん。年齢肌が気になる人のお手入れにもおすすめだそうです!

スリーピングジェルパック(エリクシール シュペリエル)

夜のスキンケアで活躍するのが、塗って寝るパック。シートマスクでお手入れする余裕がない方でも手軽に使えるのが魅力です。

古賀さんによれば「みずみずしいテクチャーなので、ベタつきが苦手な方にもぴったり」だそう!


お肌にしっかりとうるおいを与えて、いつも透明感のある素肌を目指しませんか? もっちり肌の女性は男性からの評価も高いですよ。この秋冬は、うるおい肌でいろんな乾燥を吹き飛ばしちゃいましょう!

■取材協力:古賀令奈
コスメコンシェルジュ/ライター・エディター。日本化粧品検定1級保有。高校時代、コンプレックスだった細い目をなんとかするべく地元の化粧品店へ。そこで受けたカウンセリングがきっかけとなり、メイクの虜に。大学時代には大量のニキビに悩まされ、スキンケアを模索。その後は、書籍やセミナー等を通じてコスメ研究に没頭。

「コスメの魅力を一人でも多くの方にお伝えしたい」と、簡単にできるメイクや美容法からマニアックな知識までをわかりやすく紹介することに力を入れている。