「食べたくない」はもう聞けなくなるかも! 子どもの“好き嫌い”をなくす12の方法

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幼児期の子どもは、未知の食べ物やクセのある食べ物に対する警戒心でいっぱい。「これは苦手」「まずそう」と思い込むと、なかなか食べてくれませんよね。

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おやつは食べるのに、肝心の3度の食事はあまり食べない……。そんな悩みもよく聞きます。

しかし、好き嫌いの多い頑固な子どもも、食事・食卓づくりのちょっとした工夫で、急に苦手な食べ物を食べるようになったり、食欲がアップしたりすることがあります。

今回は、食べない幼児と格闘した経験を持つ先輩ママたちにヒアリングし、子どもの好き嫌いや食わず嫌い、食べない悩みが、「こうしたら直った!」という体験を教えていただきました。

次に、ママたちのコメントをまじえながら、子どもの食事に関する悩みを解決する12のアイデアを紹介します。

1.食感(調理法)を変えてみる

「うちの子は和え物などの茹でたキャベツや炒めたキャベツを食べないので、キャベツは嫌いなのだと思っていたのですが、生の千切りキャベツなら食べることを発見。シャキシャキ食感が好きみたい」

子どもが好き嫌いをするときは、その食べ物の味が苦手というより、食感が苦手ということもあるようです。

子どもが食べなくても、すぐに苦手食材と決めつけず、生で出したり焼いたり煮たりと、いろいろな調理法を試してみましょう。

2.海苔で巻いてみる

「子どもが4歳くらいのとき、ごはんをあまり食べなくなって困った時期がありました。ちょうどその頃、帰省した実家で手巻き寿司が出たのですが、海苔で酢飯を巻いて食べさせてみたら、食欲が復活!いつもの2、3倍は食べました。

以来、食欲が落ちてきたら、ごはんを海苔で巻いて食べさせています」

パリパリと香ばしい海苔は、子どもの食いつきが良い魔法の食材の一つ。ごはんやおにぎりだけでなく、ほうれん草や人参、唐揚げなどにも海苔を一巻きすると、食欲アップにつながるかもしれませんね。

3.赤・黄・オレンジ色の野菜を味方に

「ピーマン、小松菜など、少し苦みのある緑の野菜が苦手な我が子。諦めていたのですが、いっしょに買い物をしているときに赤いパプリカに興味を示したので、『もしかしたら食べるかも』と思って買ってみました。

帰ってから料理して出したら、おいしそうに完食。以来、ピーマンのかわりにパプリカをよく使うようになりました」

ピーマン、小松菜、ブロッコリーなどの緑色の野菜は、子どもから見ると、味がとっつきにくいだけでなく、あまり食欲をそそらない色に見えるようです。

逆にパプリカやトマト、ニンジンのような赤や黄色、オレンジ色の野菜は、おいしそうに見えるのか、進んで食べる子が多いようです。積極的にメニューに取り入れたいですね。

4.マヨ・ドレがダメなら塩を試す

「うちの子は生野菜や茹で野菜を嫌がって見向きもしませんでした。野菜が苦手な上に、マヨネーズやドレッシングも嫌いで…。

が、あるとき、子どもがフライドポテトを食べたあと、指についた塩をなめているのを見て、ふとひらめいたんです。『野菜にも塩をつけて食べさせたらどうだろう?』と。そこで、カット野菜にといっしょに、小皿に入れた塩を出してみたら、思った通り大ハマリ。

『自分で塩をつけながら食べる』というスタイルも気に入ったようで、今はブロッコリーやきゅうりなど、塩をつけておいしそうに食べます」

たしかに、マヨネーズやドレッシングが嫌いな子はいても、塩が嫌いな子ってまずいませんよね。なかなか野菜を食べない子には、ぜひ一度試してほしいアイディアです。

最近はスーパーで手に入る塩の種類も豊富なので、レモン塩やカレー塩、ガーリック塩など、子どもの好みそうなつけ塩を用意してあげるのもいいのでは?

5.盛りつけ方や形を変えてみる

「おやつ大好きで食事にあまり興味のない娘ですが、ごはんを小さな容器で型抜きして、おかずといっしょにお子さまランチ風に盛りつけてあげると、それだけでパクパク食べてくれます。

カレーを作るときも、ニンジンやジャガイモをクッキーの型で抜いてハートや花の形にしています」

ごはんや野菜を型抜きして出すのは、子どもの食欲を刺激する方法としては定番ですが、簡単ですし、それだけで食いつきが違うので、試す価値はあります。

野菜などの型抜きにも使える抜き型は100円ショップでも売っているので、何種類か常備しておくといいでしょう。

6.弁当箱に詰める

「うちの子は食べられる食材や料理が限られているので、献立がマンネリ化しがち。

飽きてきたなと感じたら、普段の食事もお弁当箱に詰めて出すようにしています。新幹線の形のお弁当箱にオムライスを詰めると喜びますよ!」

いつもと同じ食事も、お弁当箱に詰めるだけでおいしそうに見えるものです。食器の一種と考えて、子ども用のユニークな形のお弁当箱を何種類か揃えておくのもいいかもしれません。

7.絵本や図鑑で興味を持たせる

「うちの子は豆類が好物なのに、 サヤエンドウやスナップエンドウは、豆に見えないので最初は食べませんでした。でも、絵本で見てマメ科だとわかってから、好んで食べるようになりました」

「知る」ことも、好き嫌い克服の第一歩のようです。苦手な食べ物でも絵本や図鑑で興味を持てば、「どんな味かな?」「食べてみたい」という気持ちが生まれるかもしれません。

嫌いな食べ物のキャラクターが登場する絵本で、その食べ物に親しみを感じさせる作戦もアリですね。

8.大人がおいしそうに食べて見せる

「何でも大人の真似をしたがるうちの子。食事でも、親が食べるのを見て真似したがり、まだ3歳なのに、いつの間にか、サンマには大根おろし、 生野菜にはドレッシング、 イカのお造りにスダチと醤油をつけて食べるようになりました」

なんという渋い好みの3歳児!「大根おろしやスダチは大人の味」「子どもはハンバーグやカレーが好き」というイメージは決めつけなのかも…と気づかされます。

「大人がおいしそうに食べる」というのは、見落としがちですが、家族の食卓の基本ですよね。

よく考えると、大人だってけっこう好き嫌いをしていますし、忙しいときなど、よく味わわずに詰め込んでいることもありますよね…。「子どもが○○を食べない」と嘆く前に、まずママやパパが何でもおいしく味わっているかどうか、見直したいものです。

9.ぬいぐるみに食べさせるフリをする

「離乳食を卒業した頃によく使っていた手ですが、お気に入りのウサギのぬいぐるみを横に座らせて、『うさちゃん、おいしいお野菜ですよー。いい食べっぷりですねー』と食べさせるフリをすると、負けじと思うのか何でも懸命に食べてくれました」

1、2歳の小さな子には、「大人が食べて見せる」より、こちらの方がうまくいきそう。同じ年頃で、好き嫌いの少ないお友達を招いていっしょに食べてもらうのも、同様の効果がありそうです。

10.自分で料理させる

「キャベツを絶対食べない子ですが、お好み焼きを作ったときに生地を混ぜる係をやらせたら、キャベツが入ってるとわかっているにも関わらず『自分で作ったお好み焼き、おいしー!!』と何枚も平らげていました」

「本人に作らせたら食べた!」という声は、他にも多数寄せられました。親子クッキングは、親子のコミュニケーション手段としてもおすすめですが、好き嫌い克服にも大きな効果があるようですね。

11.お肉嫌いには「ひき肉」料理を

「長女と次女がお肉嫌いで、ステーキや唐揚げは食べたがりません。ただ、ひき肉はお肉だと気づいていないようで、ひき肉を使ってハンバーグ、餃子、シュウマイなどを作るとよく食べてくれます」

お肉が苦手な子、意外と多いですよね。幼児の場合、お肉の味が苦手というより、肉の繊維が「うまく噛みきれない」「噛んでも噛んでも口に残ってしまう」というケースが多い印象があります。

お肉嫌いな子どものために、ひき肉メニューを増やしているという声は、他のママからも寄せられました。噛む力が発達するまで、多彩なひき肉メニューでお肉の味に慣れてもらえばいいのではないでしょうか。

12.朝は食べやすいメニューに

「うちの子は噛むことが面倒なようで、特に朝は食欲がなく、白米や食パンを食べたがりません。とにかく食事をとってほしいので、朝食はお茶漬けか、具だくさんのにゅうめん、フレンチトーストにしています」

朝食欲がない子どものためにママが考えたメニュー、たしかに食べやすそうでおいしそうです。同じ悩みを持つママは、真似してみてはいかがでしょうか?

前述のお肉嫌いもそうですが、幼児期には「噛むのが苦手」という子が多いようです。特に朝は、目が覚めたばかりで、まだ噛む元気が出ないのもあるかもしれません。

噛む練習も必要ですが、朝は一日を元気に過ごすためのエネルギーと栄養をちゃんととることが優先ですよね。

今回は、子どもの好き嫌いや食べない悩みが、ママの工夫で解決したという体験談を12通りご紹介しました。

もちろん、食べない理由は子どもによって違うので、どの子にも使える方法ばかりではありませんが、なかには参考になるものもあるはず。

「これ、うちの子にはいけるかも」「この方法はまだ試してないわ」というアイデアがあれば、ぜひ試してみてくださいね。