トヨタ自動車が先頃、第45回東京モーターショー2017(10月28日一般公開)に、15代目となる新型「クラウン」のコンセプトモデルを出展すると発表しました。

エクステリア画像を同時に公開しており、迫力を増したフロントマスクや、中でも歴代クラウン初となる6ライトを採用するなど、特徴的なサイドビューにも注目が集まっています。

「Fun to Drive」を突き詰めた革新的な走行性能や、「コネクティッド技術」とそのサービスの本格運用に向け、車載通信機を全車標準装備するなど、トヨタの意気込みが感じられる次期クラウン

同社発表によると、ボディサイズは全長4,910mm、全幅1,800mm、全高1,455mm、ホイールベースが2,920mmと、ほぼ現行モデル並みになっています。

新型ではクラウン初となる「TNGA」の採用に伴い、プラットフォームを一新。

独ニュルブルクリンクサーキットで走行テストを実施するなど、意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域、荒れた路面など、あらゆる状況において圧倒的な走行安定性を実現しているそうで、ラジエータグリルに輝く「RS」マークからも、クラウンユーザー層の若返りを狙うトヨタの思惑が窺えます。

また、新型クラウンでは「GRシリーズ」として、新開発V6 3.0Lターボエンジン搭載車が用意されるほか、標準仕様の「ロイヤル/アスリート」系については4気筒エンジン搭載モデル(2.5Lハイブリッド/2.0Lターボ)が主流となり、これまで存在していたV6エンジン搭載モデルはドロップされるようです。

新型クラウンは来夏頃の発売が予定されており、今回の東京モーターショーでは一足先に市販を前提にした実車が間近で見れるとあって、来場者から大きな注目を集めそうです。

(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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