自分の記憶にある「初恋」の思い出。それから長い年月が過ぎると、相手がどこで何をやっているのかまったくわからないケースも多いのではないでしょうか?一昔前なら接点がなくそのまま別々の人生を歩むのが普通でしたが、今では「SNS」というツールがあるのが厄介なところ。もしかすると、ふと出来心で名前を検索した経験がある人もいるのでは?

初恋相手と再会したい女性は、現在の自分に対する自信の表れ?

「株式会社ウエディングパーク」では、20代から30代の女性を対象に「初恋」に関する調査を実施しています。まず「初恋相手に再会したいと思ったことがありますか?」と質問しところ、結果はこうなりました。

SNSがある現在は、案外簡単に相手とつながることができる時代ですが……。

「はい」は49.7%でほぼ半数。再会したいと思った理由は何でしょうか?同調査による「はい」と答えた人の理由を抜粋すると「変わったわたしを見せたい」(30代前半)、「初めて好きになった人なので、どんな大人になっているのか自分の見る目を確かめたい。先見性があったのかどうか」(30代前半)といったものがありました。どちらも現在の自分に対する“自信”のようなものが垣間見え、それを相手にアピールしたい気持ちが表れているように感じます。

ほか「ずっと好きだった。他に好きな人ができても、初恋相手が最高の人だったから」(30代前半)という人も。こういった人はSNSで名前を検索しているかもしれません。

一方で「初恋の人に再会したいと思ったことがありますか?」について、「いいえ」の人のコメントはどんなものがあるのでしょうか? 以下抜粋したものがこちらです。

「私はもう結婚しているので。会って恋心が再燃しても面倒くさい」(30代前半)

「あの時の思い出はそのままで良いので、特に会う必要はない」(20代後半)

どちらも過去を断ち切り、思い出として消化できているのでしょう。ほか「幻滅したくないから」(30代前半)といったコメントもありましたが、年齢を重ねると人は老化するのは自然なこと。ただそれは男性も女性もお互い様です。

多い?少ない?初恋の約3割は「一目ぼれ」

さらに同調査では、初恋について「一目ぼれかどうか?」も調べています。その結果「はい」と答えた人は32.9%となっています。

7割近くは一目ぼれではなく、じわじわと好きになったパターンのようです。

この数字が多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、恋が何なのかもよくわかっていない多感な時期と、いくつもの恋を重ねてきた大人では、恋に落ちる方法論がまったく違うのではないでしょうか?同調査による初恋相手のコメントを見ると「はとこでした。両思いの時期もありましたが親戚なので告白もできず」(30代前半)というエピソードがありましたが、こういった思いもよらない相手をうっかり好きになってしまうのも、初恋ならではかもしれません。

2人で一緒に下校する中学生くらいの男女を見かけると、なんとなく胸がキュンとします。

【調査概要】
調査主体:ウエディングパーク
調査方法:インターネット調査
調査期間:9月19日(火)〜9月22日(金)
有効回答:20代から30代の女性 152人