台東市内の観光名所「緑色隧道」

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(台北 14日 中央社)北東からの季節風や台風20号の外側の雲の影響により、台湾は東部や南部を中心に激しい雨が降っている。中央気象局によると、14日午前0時から午後7時までの降水量は、南部・屏東県泰武郷で520ミリ、東部・台東県延平郷では389ミリを観測した。同局は、これらの地域をはじめとする17県市に、大雨や豪雨への警戒を呼び掛けている。各地ではすでに、土砂崩れなどの被害が伝えられている。

▽宜蘭、土砂崩れで道路寸断 約2000人孤立

北東部・宜蘭県の大同郷では、一部の道路が土砂の流出によって寸断。付近の5集落に住む約2000人が孤立状態になった。

▽台東、観光名所が様変わり

東部の台東県では、13日未明から雨が降り続け、南横公路、南廻公路の複数カ所で落石や土砂崩れが発生した。また、緑の街路樹で形成された台東市内の観光名所「緑色隧道」(緑のトンネル)に泥や土石が流れ込み、「黄河」さながらに様変わりした様子も伝えられている。

▽汐止の住宅地付近でも土砂崩れ

北部・新北市の汐止区では、連日の雨で集合住宅の後方にある斜面で小規模な土砂崩れが発生。泥や土石が民家から100〜200メートルの所まで流れ込んでおり、役場が職員を現場に派遣して処理に当たっている。

(汪淑芬、王朝ギョク、盧太城/編集:塚越西穂)