後半12分に同点ゴールを決めたMF中町公祐

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[10.14 J1第29節 横浜FM1-1大宮 日産ス]

 6分の表示だった後半アディショナルタイムはすでに8分を超えていた。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、両チームの選手が倒れ込み、勝ち点1を分け合う痛み分けという結果に肩を落とした。

 逆転優勝を目指す4位横浜F・マリノス、降格危機に直面している17位大宮。ともに勝ち点3が欲しい一戦だった。横浜FMは次節21日に勝ち点10差で追う首位・鹿島との直接対決が控えていただけに、MF中町公祐は「勝って鹿島戦に臨みたかった」と悔しさを隠さなかった。

 0-1の後半12分、大宮陣内に攻め込み、相手のクリアミスを拾った中町が右足を一閃。グラウンダーのミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、1-1の同点に追いついた。

「相手のDFラインは自陣深くに陣取っていた。サイドハーフが押し込んだあとのバックパスからシュートチャンスがあるなと思っていた。あれはうまく入った」

 終盤はオープンな展開となり、前後半通じて放ったシュートは計22本。しかし、2点目が遠く、1-1の引き分けに終わった。「今日くらいチャンスをつくって引き分けはいただけない。良くない引き分け。ホームだったし、煮え切れないところがある」と唇を噛んだ。

 残り5試合で首位・鹿島との勝ち点差は「12」に開き、次節21日、ホームに王者を迎える。負ければ優勝の可能性が消滅する大一番。中町は「直接対決で叩けば、僕らは勢いに乗れる。相手も焦るというか、(逆転優勝へ)可能性を残したい」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)


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