ナダルVSチリッチ ナダルが3本のセットポイントをセーブし第1セット先取[上海ロレックス・マスターズ]

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「上海ロレックス・マスターズ」(10月8日〜10月15日/中国・上海/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦中。第1セットをナダルが7‐5で先取した。

両者は過去の対戦成績は、ナダルの4勝1敗。今年は「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」の準決勝で対戦しており、6‐1、6‐2とナダルがわずか3ゲームしか落とさず、ストレート勝利を収めている。今大会、ナダルは初戦から準々決勝までを順当に突破し、前日の準々決勝では強敵グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)をフルセットの大激戦の末破っている。対するチリッチはこれまですべての試合をストレート勝利し、勢いづいている。チリッチは現在世界ランキングが、自己最高の5位まで上がってきている。

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ナダルは、コイントスが終わるといつも通り、全力ダッシュで自分のポジションについて行った。どんな試合、どんなポイントにも常に全力を尽くすナダルらしいシーンだ。

試合は予想通り、開始早々から大激戦。第1セットの第1ゲームはチリッチが楽にサービスキープかと思われたが、チリッチの40-0からナダルが猛攻を開始し、一気にブレークポイントへ。その後、計5回のデュースを経て主導権争いを展開、出だしから全く目の離せない展開となった。何としてもキープしたいチリッチは、最後はサービスエースで振り切り、最初の山場を切り抜けた。

データによると、マスターズの大会では最も球足の速いという上海マスターズ。ナダルは、後ろ目一杯までポジションを下げてサービスリターンに臨んでいた。そうして簡単にサービスキープさせないナダルは、第3ゲームもブレークポイントを握る。またしても長い攻防となったが、チリッチはここも必死にキープ。苦しい時間帯をよく耐えていた。

その後もナダルが優勢気味ではあるが均衡はなかなか崩れない。ナダルはチリッチの深いボールもいとも簡単にライジングで持ち上げるなどポイントを重ねるが、ブレークには至らない。一方のチリッチはナダルのサービスゲームでポイント先行することができない。

次に試合が動いたのは第9ゲーム。ナダルのサービスゲームで、チリッチはさらにギアをあげて左右に攻めに攻め、チリッチにとってこの試合初めてのブレークポイントかつセットポイント。しかしナダルがワイドに逃げる最高のサービスエースを決めて凌ぎデュースへ。3度に渡るデュースの攻防となったが、ナダルのサービスをチリッチがリターンできず、5-5となった。ナダルは3本のセットポイントを見事セーブした。

続く第11ゲームでは、チリッチにミスが増え、逆にナダルのチャンス。するとチリッチはこれまで6本のブレークポイントをセーブしていたがここでついにブレークを許す。

最後はナダルがサービングフォーザセットを苦しみつつもキープし、第1セットを王者ナダルが7-5で先取した。

第1セットから1時間7分と長い戦いとなり、試合は現在第2セットに入っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「上海ロレックス・マスターズ」準決勝で第1セットを先取したナダル
(Photo by Yifan Ding/Getty Images)