M・トスカーノ(33番)が次節出場停止に…。大宮にとっては大きなダメージだ。写真:田中研治

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[J1リーグ29節]横浜1-1大宮/10月14日/日産ス
 
 J1リーグ29節の横浜対大宮が14日、日産スタジアムで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 先制したのは大宮だった。残留争いに巻き込まれている17位チームは、マルセロ・トスカーノを起点に攻撃を展開。このブラジル人が左サイドからクロスを上げると、エリア内に走り込んで来た横谷繁が頭で合わせてゴールに突き刺した。
 
 一方の横浜は、後半に猛攻を仕掛けた。57分に中町公祐がミドルを沈めて同点に追いつくと、60分にマルティノスを投入してサイド攻撃を強化する。そうして迎えた試合終盤は、大宮のパワープレーを撥ね返しながらカウンターで何度もチャンスを作り出した。
 
 しかし、中町が「これだけチャンスがあって決められないのは問題」と振り返ったように、ラストパスやフィニッシュの精度を欠いてゴールは奪えず。1-1のまま終了の笛を聞いた。
 
 どちらのチームにとっても痛い引き分けだが、よりダメージが大きいのは大宮だろう。残留に向けて勝点3が取れなかっただけでなく、試合終盤にM・トスカーノが2枚目の警告を受けて退場に。攻撃に変化をつけるキーマンが、次節出場停止という痛手も負ったのだ。
 
 この引き分けで、横浜は勝点52とし、4位をキープした。大宮も順位は変わらず17位のままだが、勝点1をプラスし、残留圏内の15位・広島との勝点差を4に詰めている。