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text & photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

エリーゼ/原点回帰

注目のポイント

・エアコンレス
・オーディオレス
・フロアマットレス
・500万円を切る価格

1995年に登場し、世界で唯一となるアルミ接着式バスタブ・シャシーを備え、ライトウエイト・スポーツカーの概念を一変させたのがロータス・エリーゼである。

年を追うごとに厳しくなる車両規制に対応しつつ、今もなおライトウエイト・スポーツカーを代表するモデルとして支持されている。ちなみに世界中のエンスージァストから支持されて、登場以来約33000台が生産された。

2018年モデルでは、エリーゼの原点に立ち返ったベイシックなモデルが日本市場限定で用意されたのがニュースだ。より走りを純粋に楽しむためにエアコンやオーディオ、フロアマットなどの装備を削ぎ落として59kgの軽量化と、消費税込みで496.8万円という500万円を切る価格を実現したことが見逃せないポイントだ。アルミ剥き出しとなったフロアから、走りを感じさせる潔さを感じさせる。

またオープンゲート・タイプのシフトレバーの採用により、レーシーな雰囲気を醸し出している。細かなところではドア開口部を最大10mm広げられ、乗降性を高める改良が施されたことも嬉しい改良だ。

エリーゼのスペック

■全長×全幅×全高 3800×1720×1130mm 
■ホイールベース/td>

2300mm 
■価格 496.8万円 
■最高速度 204km/h 
■0-100km/h加速 6.5秒 
■エンジン 直列4気筒1598cc 
■最高出力 136ps/6800rpm 

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エリーゼ・スプリント220/スプリントの復活

注目のポイント

・72kgもの軽量化
・カーボンファイバー製バケットシート
・新型軽量鍛造アロイホイール
・0-100km/h加速 4.5秒

ロータスのDNAを忠実に受け継ぐモデルとして、往年のスプリントの名がエリーゼのトップグレードとして復活した。

カーボンファイバー製バケットシート、新型軽量鍛造アロイホイールを始め、カーボンファイバー・パーツと、ポリカーボネート製リアウインドウ、見えない部分ではリチウムイオン・バッテリーに置き換えることにより、2016年モデルのエリーゼ・スポーツ220に比べて72kgという徹底的な軽量化を実現している。

こうした軽量化の追及により、0-100km/h加速性能は220スポーツから0.1秒短縮した4.5秒を記録する。あわせてコーナリング性能は一段と向上し、ファンなドライビングを実現した。

エリーゼ・スプリント220のスペック

■全長×全幅×全高 3800×1720×1130mm 
■ホイールベース/td>

2300mm 
■価格 745.2万円 
■最高速度 233km/h 
■0-100km/h加速 4.5秒 
■エンジン 直列4気筒1798ccスーパーチャージャー 
■最高出力 220ps/6800rpm 

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エキシージ・スポーツ380/走りを突き詰めた仕様

注目のポイント

・走りを突き詰めたエキシージ
・26.3kgの軽量化
・最高速度は286km/h
・スポーツカーの基本思想を体現

3.5ℓV6エンジンをスーパーチャージャーで過給するエンジンを搭載し走りを突き詰めたエキシージ・シリーズに、「より軽く、よりロータスらしく」のコンセプトを推し進め、同時にパワーアップを果たしたのがエキシージ・スポーツ380だ。

エキシージ・スポーツ380のキーのひとつが軽量化だ。フロントカウルやエアダム、リアディフューザーなど随所に採用されたカーボン・コンポジット・パネルに加え、ポリカーボネート製リアウインドウやリアフード、そして専用のホイールやバッテリーを採用することにより、350スポーツに較べ合計で26.3kgも削ぎ落とされている。よりピュアに性能を追い求められたエンジンも30psものパワーアップが施された。

ロータスが持つ本質的なエアロダイナミクスの良さをさらに磨き上げ、別体式のカーボン製リアウイングはよりコンペティティブな形状に変更され、フロントのカナードを受け継ぎ、ダウンフォース性能とスタビリティ性を一段と向上させている。

過度のデバイスによる味気ないドライビングでは無く、ドライバー自らが操り純粋なドライビング・プレジャーを存分に楽しむというスポーツカーの基本思想を体現している。これらの軽量化とパワーアップにより、ハンドリング性能とパフォーマンスは大幅に向上し、0-100km/h加速は3.7秒、トップスピードは286km/hに達するスーパースポーツに進化した。

エキシージ・スポーツ380のスペック

■全長×全幅×全高 4070×1800×1130mm 
■ホイールベース/td>

2370mm 
■価格 745.2万円 
■最高速度 286km/h 
■0-100km/h加速 3.7秒 
■エンジン V型6気筒3456ccスーパーチャージャー 
■最高出力 380ps/6700rpm 

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エヴォーラ・スポーツ410/新時代のグランド・ツアラー

注目のポイント

・最高出力は416ps
・車両重量はマイナス70kg
・ダウンフォースは32kgアップ
・2シーターのみ

2009年にロータスのトップGTレンジを受け持つモデルとしてデビューしたエヴォーラ。2015年に発表された高性能版のエヴォーラ400を基に、パワーアップと共に軽量化、空力性能を磨き上げ、2シーターとした究極のグランド・ツアラーといえるのがエヴォーラ410だ。

エンジンはV型6気筒DOHC3456ccユニットにスーパーチャージャーを組み合わせるのはエヴォーラ400と同じだが、最高出力は416psにまで高められた。

フロントフード、ルーフパネル、リアクオーターパネル、エンジンフードなどにカーボンが用いられたのを始め、徹底的な軽量化が施され車両重量はマイナス70kgの1325kgを実現。もちろん空力的にもより磨き上げられ、ダウンフォースは32kgアップしたという。これらの改良により最高レベルのハンドリング性能と高速安定性を実現している。

エヴォーラ・スポーツ410のスペック

■全長×全幅×全高 4390×1850×1240mm 
■ホイールベース/td>

2575mm 
■価格 1344.6万円 
■最高速度 305km/h(AT:280km/h) 
■0-100km/h加速 6.2秒 
■エンジン V型6気筒3456ccスーパーチャージャー 
■最高出力 416ps/7000rpm 

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