シャラポワがフェーゲレを圧倒し準決勝進出[天津オープン]

写真拡大

マリア・シャラポワ(ロシア)はかつての準決勝進出者であるシュテファニー・フェーゲレ(スイス)にストレートで圧勝し、「天津オープン」初出場ながら準決勝に勝ち進んだとWTAが報じている。

かつての世界No.1であるシャラポワは、金曜日の「天津オープン」で再び華麗なパフォーマンスを見せつけた。

この大会でワイルドカードを獲得したシャラポワは、今週の試合でまだ1セットも落としておらず、世界ランク196位のフェーゲレとの初対戦でも比較的余裕があった。以前の試合同様に、シャラポワのフォアハンドは頼もしく威力があった。更に、ファーストサービスが成功したときの得点率が85パーセントという信じられない確率だった。

シャラポワにとっては不吉なスタートで、第1ゲームでは3度のミスとダブルフォルトでフェーゲレにブレークを許してしまう。しかし、次のゲームまでフェーゲレのリードは続かず、間もなくシャラポワに互角へ持ち込まれ、自身のダブルフォルトでシャラポワにブレークされる。

4-3からのサービスゲームでフェーゲレは3回のブレークポイントを守ったが、デュースでリターンを決められシャラポワに4回目のブレークチャンスを与えてしまう。ダブルフォルトでブレークポイントを許し、再びサービスゲームを落とした。これで、シャラポワがこのセットを主導することとなった。

グランドスラム5回優勝のシャラポワは、試合初のサービスエースを2回決め、ラブゲームでこのセットを制した

第2セットに劇的な場面はほとんどなく、完全にシャラポワ優勢で、次々に繰り出される稲妻のようなフォアハンドで第1ゲームをブレークした。2度目のリターンゲームもブレークで3-0、その後サービスゲームをキープして4-0となり、7ゲーム連取を果たした。

ようやく4-1という数字をスコアボードに点灯させたフェーゲレはシャラポワにプレッシャーをかけ、調子よくリターンを決めて2度のブレークポイントに持ち込んだ。しかし、シャラポワはどちらの危機も乗り切り、見事なバックハンドで打ち返したボールを相手に触らせないというこの試合初の展開でゲームを制した。

フェーゲレにとっては、ここが準々決勝の最後の踏ん張りどころだったのだろう。8回に及ぶダブルフォルトはシャラポワに3度のマッチポイントを与えてしまう。そして、コート前面に立ちはだかり相手にボールを触れさせないフォアハンドリターンによって、64分に及ぶ試合の勝者はロシアのスターに決まった。

4月にシュトゥットガルトの「ポルシェ・テニス・グランプリ」でシーズンデビューして以来、シャラポワにとって初の準決勝進出となる。準決勝では、第3シードのペン・シューアイ(中国)と対戦する。

前回優勝者であり、さらに地元でもあるペンとの対戦の結果から目が離せない。試合は日本時間の14日15時からセンターコートにて行われる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「天津オープン」の準々決勝に勝ち進んだマリア・シャラポワ(チャイナ・オープンのときのもの)
Photo by Lintao Zhang/Getty Images