SNSなどでよく話題になるのが電車内のマナー違反。満員電車や優先席付近など、状況によって様々だ。でも、迷惑なのはわかっていながら、ついやってしまうものもあるのでは? そこで、20〜30代の男性社会人200人に「できればやらないほうがいいと思いつつ、ついやってしまう電車内の行為」について聞いてみた。

■電車のなかでついやってしまう行為TOP10
(全13項目から上位3項目を選択してもらい、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計)

1位 ドア付近のポジションを死守する 235pt
2位 優先席付近で携帯電話やスマホを操作する 154pt
3位 座席で足を組む 118pt
4位 降車する人の流れをかき分けて乗車する 114pt
5位 空席が多いときに隣の座席にカバンなどを置く 108pt
6位 座席で隣の人にもたれかかってウトウトする 106pt
7位 座席の足元に荷物を置く 75pt
7位 混雑した車内で無理やり新聞・本・スマホを見る 75pt
9位 混雑した車内でもバッグやリュックを手で持たない(肩に掛けたまま) 59pt
10位 他に空席があるのに優先席に座る 46pt

※番外
11位 スマホや雑誌でちょっとHな写真や記事を見る 36pt
12位 テイクアウトのコーヒーを持ち込む 27pt
13位 読み終えた新聞・雑誌を網棚に載せる 22pt

大きくポイント差をつけて1位にランクインしたのは「ドア付近のポジションを死守する」。満員電車でもなんとか休める場所が欲しい、という人が多いのだろう。また、2位には「優先席付近で携帯電話やスマホを操作する」がランクイン。近年はルールが緩和されているが、マナーをめぐって未だにトラブルの多い項目だ。では、なぜやってしまうのか。それぞれの理由も見てみよう。

【1位 ドア付近のポジションを死守する】
「降車する人に迷惑をかけるが、ドア付近のほうが快適だから」(36歳)
「周りの人に迷惑だと思いつつも、満員電車で快適なポジションを確保したいから」(29歳)
「出るときのことを考えてドアの近くを占領してしまうことがある」(35歳)
「人の迷惑だと思うが、早く乗降したいのでついやってしまう」(29歳)
「朝はかなりの確率で座れず、中に行くと混雑に巻き込まれて逆に危険だから」(36歳)

【2位 優先席付近で携帯電話やスマホを操作する】
「仕事がらみの内容ですぐに返信しないとならないことが多いから」(31歳)
「気付かず乗ったら、近くに優先席があったというパターンが何度かある」(38歳)
「電車の中ではスマホをどうしても使ってしまうのだが、優先席だろうとどこだろうと使ってしまう」(33歳)
「時間潰しについスマホでゲームをしたり、インターネットを閲覧してしまう」(29歳)

【3位 座席で足を組む】
「通行人のじゃまになると思いつつもついやってしまうから」(37歳)
「人の邪魔になるといけないのでなるべくやらないほうがよいと思うが、自分もリラックスがしたいので空いてる時は足を組む事がある」(37歳)
「癖でやってしまうから」(31歳)

【4位 降車する人の流れをかき分けて乗車する】
「周りが動かないから」(38歳)
「空いてる席があると、つい座りたくなってしまうから」(28歳)
「扉が開いたのに遅れて降りてくる。それを待ってられないから」(25歳)

【5位 空席が多いときに隣の座席にカバンなどを置く】
「網棚や足元は忘れたり汚れたりするので」(32歳)
「寝てて気づかないときに申し訳なく思う」(37歳)
「できるなら隣に座ってほしくないから」(37歳)

【6位 座席で隣の人にもたれかかってウトウトする】
「仕事が夜勤なので、どうしても帰りの電車に座ると寝てしまいます。自分が逆の立場なら嫌ですので、端の席に座るようにします」(37歳)
「意図的ではないが、ついそうなってしまうから」(29歳)
「やられたときにものすごく苦痛だが、疲れてしまうとやってしまう」(38歳)

【7位 座席の足元に荷物を置く】
「網棚に置くと忘れてしまうから」(38歳)
「邪魔になると思いながらも置く場所がないから」(24歳)

【7位 混雑した車内で無理やり新聞・本・スマホを見る】
「手持無沙汰で時間つぶしにやってしまう」(29歳)
「使いづらいのが解っていてもついやってしまう。落としてしまって人にぶつけたりする前にやめようと思うがなかできない」(38歳)

【9位 混雑した車内でもバッグやリュックを手で持たない(肩に掛けたまま)】
「肩掛けカバンだから常に肩に掛かってしまう」(25歳)

【10位 他に空席があるのに優先席に座る】
「空き具合によって座ってしまう」(38歳)
「優先席に座ることに罪悪感を覚えつつも、譲るときは優先席でなくても譲ろうと思えば譲れるから」(30歳)

「ドア付近を死守」については「迷惑だ」と認識していながらも「快適さ」を求めてしまう声が多数。他の項目では、「つい」「癖で」やってしまうというコメントが目立った。でも、小さなマナー違反がトラブルになるケースもしばしば。そうならないようにお互い気をつけたいものだ。

(嶋野清明)