Image: ABB/YouTube

由来は「You & Me」で「YuMi」です。

ドラム演奏やシンクロ・ダンスでギネス世界新記録樹立など、エンターテイメントの分野でも活躍の可能性を広げるロボットたち。

今回は、未来の産業でデジタル化を目指すABB社が作る2本腕のロボット「YuMi」が、イタリアで指揮者デビューを果たしたというお話です。

The Vergeが紹介している、ABBの動画で「YuMi」がルッカ・フィルハーモニック・オーケストラを指揮し、盲目のテナー歌手アンドレア・ボチェッリが合わせて歌う様子をご覧ください。

「YuMi」は演奏に合わせて指揮棒を振っているのではなく、巨匠アンドレア・コロンビーニの指揮をプログラミングで完コピしているのです。アンドレア・コロンビーニも「指揮の微妙な動きもここまで完璧に再現できるだなんて、以前の私では考えもしませんでしたよ」と言わしめるほど。

披露されたのは、ピサにあるヴェルディ劇場。演奏後は、フルート奏者の男性も「とてもスムーズな動きでメトロノームのようでした。とても楽に指揮を追うことができましたよ」と感想を述べています。

たとえ指が2本でも、腕が2本あるので人間のように動くことができる「YuMi」。ほかにもルービックキューブを完成させたり、パンケーキを焼いたりもできる万能っぷりを発揮します。それらのデモンストレーション動画をどうぞ。

ここまでできると、工業用ロボットにしておくにはもったいない気もしますね。YuMiさん、次のチャレンジは何でしょうか?



Image: YouTube
Source: YouTube(1・2・3), ABB via THE VERGE

(岡本玄介)